もう何もしたくない!育児辛いを乗り越える方法

もう何もしたくない!育児辛いを乗り越える方法

子どもが2歳を過ぎると、いやいや期に突入します。第1次反抗期で自己主張が出てくるタイミングは、育児中のストレスが高まりやすいものです。グッと我慢ばかりを続けていると、ストレスで子どもに当たり散らしてしまうという負のスパイラルに入りかねません。そこで今回は「育児辛い」を乗り越える方法をお伝えします。

涙活で感情のリフレッシュ

「これはイヤ」「食べない」とぐずったり、言い聞かせようとしても泣きわめいたりなど、育児をしていると辛い心境になる瞬間はあるものです。
「自分が生んだ子なんだから」と自分に言い聞かせても、限界ぎりぎりまでストレスを溜めてしまうと、子ども相手に怒鳴りつけたくなるときもあるかもしれません。
我慢が限界に近づいているのなら、抑え込むよりも効果的に吐き出す方法を実践しましょう。

涙には感情のリフレッシュ効果があることをご存知でしょうか。

精神科医の樺沢紫苑先生の著書「アウトプット大全」*1によると、「涙が流れた瞬間に、副交感神経に切り替わり、リラックス=『癒しモード』に入る」

と記されています。

涙にはストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を促す性質があるため、泣くことで気持ちがすっきりし、ストレス発散になるということです。

育児で積もったストレスは、グッと我慢をするのではなく、思い切り泣いて吐き出しましょう。大人だから、親だから、と見栄を張るよりも、育児の辛い気持ちを受け止める事が大事です。
思い切り泣いてネガティブな感情を吐き出すことで、気持ちをすっきりさせましょう。

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気持ちが上向く「いいこと日記」

小さなお子さんと常に二人きりで一緒に居ると
「洗い物が溜まっている。本当は干したいのにできなかった」
「もう1品作りたかったけど、メインしか作れなかった」
などのように、できないことにフォーカスが当たり続けてしまうこともあります。

足りないことに目が向いてしまい、気持ちが後ろ向きになったり、悶々としたりすることも多いかもしれませんが、日常の中にいいこともあるはずです。
そこで意識的に「いいこと」に目を向けて、日記を書いてみましょう

「子どもが落ち葉をプレゼントしてくれた」
「『ママ、好き』って抱きついてきた」
「旦那が早く帰ってきて、子どもをお風呂に入れてくれた」
「座ってご飯を食べる時間が取れた」

など、些細なもので構いません。

寝る前に1つ以上書き出してみましょう。取り組むことで、育児辛い毎日の中であっても「いいこと」があることにハッとします。
育児は怒涛の毎日ですが、その中にも幸せの種やいいことが溢れていることに気づき、気持ちが上向きます。

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元気チャージの太陽ウォーキング

何もしたくないくらい育児が辛いときには、うつ状態に入っていることもあります。
インターネットで育児について検索をすると、育児うつや産後うつ、育児ノイローゼなどの用語がヒットすることからもわかるように、育児辛い状況はうつにつながる恐れもあります。

育児の辛い想いを放置せずに、元気チャージのために太陽の力を借りましょう。

「神・時間術」*2によると、「朝日を浴びるとセロトニンという脳内物質が活性化する」

とされています。

セロトニンは睡眠と覚醒をコントロールする脳内物質で、セロトニンの量が低下すると、憂うつさが増したり、何もする気が起きなかったりなど、うつ病を引き起こします。

育児で辛い心境に陥ったときには、積極的に太陽の光を浴びましょう。
おすすめは朝の時間帯に太陽の下のウォーキングすることです。セロトニンは朝起きた直後に量が減っているためです。
ストレスが軽減し、気持ちの切り替えを促します。

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ママ友と協力して乗り越える

ご主人の帰宅が遅いと、必然的に一人で育児をする時間が増えがちです。しかし一人で育児をしていると、ストレスが少しずつ溜まっていくことが少なくありません。やがて「育児がこんなにつらいとは」と落ち込むことにも通じていきます。

一人ですべてをやろうとせずに、ママ友と協力を図りましょう。心理学ではソーシャル・サポート(社会的支援)という考えがあります。

「こころの予防医学」*3によると、ソーシャルサポートは4つあり、「1つ目が経済的な支援。2つ目が道具的な支援。3つ目は心理社会的な支援。4つ目は情報的な支援」

と記されています。

1つ目は金銭的な支援のことで、お金をいただくだけでなく、ご飯を奢ってもらったりなどを指します。
2つ目は子どものいたずらが減る道具を貸してもらったり、悩み解決グッツをもらったりなどを指します。
3つ目は愚痴を聞いてもらったり、慰めてもらったりなどの心の支えになってもらうことです。
4つ目は家事サービスや宅配サービスなどについて教えてもらったり、悩みが減る情報を提供してもらうことを指します。

子育てでイライラしたエピソードをママ友に聞いてもらったり、子育ての苦労を減らすグッズを教えたもらったりなど、協力体制を整えることでストレス軽減になります。ソーシャルサポートを上手に活用して、分担育児、協力育児で負担を減らすことも視野に入れていきましょう。

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SNSに育児日記を投稿

子育てはうまくいかないことの連続で、「自分だけがこんなつらい目に遭っている」との思考になりかねません。けれども育児ストレスや育児の辛い想いは、多くのママさんが共通するところもあります。

思い切って育児のつらさや悩みをSNSに投稿してみましょう。最初は怖いかもしれませんが、辛いエピソードや困っている情報を書き込むことで、共感してくれた人が「私もこんなことありました」「私もです」と連絡してくれる可能性もあります。

SNSで横のつながりができると、「自分だけじゃないんだ」と安心感を覚え、ストレス軽減にもなります。難しく考えずに書いてみましょう。

思い切り笑ってデトックス

笑いはストレスを解消するとよくいわれます。辛い心境のときには、笑いが減っている可能性もあります。敢えてお笑い番組を見てゲラゲラ笑ったり、お子さんと一緒に楽しい映画を見て笑う時間をとりましょう。

もしまとまった時間が取れるのなら、お金は多少かかりますが、お笑いライブを見に行ったり、笑点や漫才師のショーを鑑賞しに行ったりするのもおすすめです。ゲラゲラと声を出してもらうことで、育児の辛い気持ちをスーッと手放して、ストレス軽減を促してくれます

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夫婦でデートの時間を作って気分転換

子育てに忙しくなると夫婦2人の時間が少なくなる傾向にあります。たまにはお金や時間を費やして、夫婦でデートをする時間を作ったり、奮発して贅沢をすることをで、心にゆとりが戻ってきます。

月に1回くらいは二人きりでおしゃれなレストランで食事をしたり、映画や音楽などの鑑賞をしたり、自分にお金をかけることも大事なことです。出費は増えますが、心にゆとりが戻ってくることで「子どもがかわいい」と思えるようにもなります。たまには贅沢をして、気分転換を図りましょう。

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まとめ

子育ては楽しいだけでなく、育児辛い気持ちやもんもんとした悩みにもつながっていきます。自分一人で頑張ることをやめてソーシャルサポートを活用したり、たまにはお金をかけて夫婦でデートの時間を作って気分転換をしたりなどすることで、ストレス解消になります。ぜひ合うものを試してみてください。

出所

*1)「学びを結果に変えるアウトプット大全」樺沢紫苑著 P222-223

*2)「神・時間術」樺沢紫苑著 P122-124

*3)「こころの予防医学 偽りの仮面を投げ捨てて自分らしく生きる方法」田倉怜美 P128-130

(Photo:三菱UFJ国際投信-stock.adobe.com)

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