貯金体質に変わるシンプルな心がけ

貯金体質に変わるシンプルな心がけ

「お金を貯めたいな」

そう思っていながら、貯められない人は意外と多いのではないでしょうか。だって、ストレスもあるし、欲しい物もあるし、収入も多くないし・・・どうしたら貯金できるのかわからずに、悩んでいませんか。

万学の祖と呼ばれたアリストテレスは「深い闇の中にいるのなら、光を見つけることに集中しなければならない」と語っています。

ではお金を貯めるために、何をすべきなのでしょうか。
お金を貯めたいなら、まず『貯金体質』になる必要があります。
よって、今回はその貯金体質に自分を変えていく方法をお届けしようと思います。

権威を持たない貯金の達人

何事も世の中、何かをしたいと思ったら、その道を極めた専門家に話を聞くのが一番です。一流の人たちは含蓄のある言葉を授けてくれますし、とてもありがたく話を聞くことができます。

しかし、貯金に関しては、実はちょっと勝手が違います。もちろん、銀行やフィナンシャル・プランナーの話を聞くこともとても大切です。でも、それでもありがたい話を聞いても貯金体質になれないのなら・・・

「私は貯金もできないダメ人間だ」

と思い込んでしまい、自暴自棄になってよりお金を使ってしまうという悪循環に陥りかねません。そこで、有益なのが一般の人が書いた普通の貯金術本です。同じように暮らしているのに、お金が貯まる人とそうでない人がいます。貯金術の本を書くような人は、一体何をみて、生活で何を心がけ、どのような言葉を残しているのでしょうか。

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お金を貯めるシンプルな原則

さて、電子書籍の中には自費出版のような出版社を通さない貯金術本も数ありますが、出版社のお墨付きを得て、一般の方(多くはブロガー)が、貯金のプロとして語っていることもあります。さっそく、その本を紐解いてみましょう。『手取り17万円でも3年間で100万円貯める方法「お金がない!」を節約で変える』(ゆみちん 著)という本では、

「500円ぽっち貯金したからって何になるの?」と頭に思い浮かんだとしたら、残念ながら貯まることはありません。毎月500円の貯金ができないなら、その先にある100万円の貯金には結びつかないでしょう。500円からでも自分なりにがんばろうと、“本気で”思えたなら、必ず貯金はできるようになります。」

とあります。*1

まず、日々の500円、1,000円から。そこからスタートしてみませんか。

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支出のコントロール力

何か目標を達成したいと思ったら、何事も意思の力が重要です。『手取り17万円でも~』では、その精神論が語られます。シンプルに、家計簿をつけ、ざっくりとでもいいから支出を把握するのです。

さらに、「貯まるシステム」を作り上げて、家計におけるお金の流れを把握し、せき止めるべきはせき止めて、使うところでは使い、支出をコントロールしていく力が大切です。

支出をコントロールする。これは意外と難しいことです。なぜならある種の自己管理能力が必要だからです。意思決定力とは時間とともに低下していくという研究結果がある通り*2、わたしたちは毎日、仕事で難しい判断をし、日常生活でも家事や育児などを行い、さらには、資本主義社会独特の多すぎる選択肢に意思決定力を削り取られています。

よって、ここで大切なのが、その有限な意思決定力の総量を増やすこと、さらには、日常生活で意思決定力をできる限りセーブし、無駄遣いをしないための判断に残しておくことだと考えられます。

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習慣の力で乗り越える

日常をルーティン化しましょう。あなたは仕事できっと、難しい判断をしていることでしょう。そこに全精力を注ぎ、良質な仕事をして収入を増やすためにも、まず止血をするところからスタートしなければなりません。よって、ひとつのやり方として、ルーティン化することで意思決定力をセーブし、節約につなげるということが挙げられます。

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ストレスとうまく付き合うには?

さらに、ストレスコントロールも大切です。
買い物はストレスを解消してくれますよね。なので、ストレスがたまっているときに貯金をしようと思ったら、余計にストレスがたまります。

そこで、家計再生コンサルタントの横山光昭さんが書いた『節約、貯金、投資で一生困らないお金の増やし方』では、「ショウ・ロウ・トウ」で分けることを紹介しています。

ショウ・・・消費
ロウ・・・浪費
トウ・・・投資

これを、「ショウ:ロウ:トウ=70%:5%:25%」にわけます。たとえば1ヶ月の食費が60,000円であれば、自炊に42,000円、おやつ代に3,000円、人脈づくりの外食ランチに15,000円と、バランスをみて、とくに浪費の配分を見直すことが推奨されています。*3

食費のうちでもストレスでおやつを食べてしまうこと、ありますよね。
完全に生活からおやつをカットしたら、ダイエットにはいいかもしれませんが、文字通り人生の味気なさがなくなってしまいます。そこで、ロウを5%までは認めることで、バランスよく、自分を愛しながら、節約もして貯金体質になろう、というのがこの本の趣旨です。

特に、「ムダな出費だけを重点的に見直しすれば、辛い節約にはなりません」とこの本で横山さんが語っている通り、家計簿をつけて客観視することで、カットできるはずのムダな出費がみえてきます

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まとめ

意外と一般の人の知恵こそ、自分の生活を見直して貯金体質になるヒントが隠されているということ。500円からはじめてみること。意思決定の総量を知り、日々の使用をセーブして節約に力を分けること、習慣の力で乗り越えること、支出を「ショウ・ロウ・トウ」に分類して、浪費を5%に収めること。

さまざまなアマチュアとプロフェッショナルと学術研究による総合的な貯金術をご紹介しました。貯金はある種、人生の休息をもたらしてくれます。いざというときの生活を支えるため、また夢を実現するため、人生を豊かにするため、まずは少しの工夫から貯金体質に生まれ変わってみませんか。

*1  出所)『手取り17万円でも3年間で100万円貯める方法「お金がない!」を節約で変える』(ゆみちん 著)

*2  出所)スタンフォード大学「 労働生産性の研究」

*3  出所)『節約、貯金、投資で一生困らないお金の増やし方』(横山光昭 著)

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(Photo:三菱UFJ国際投信-stock.adobe.com)

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