子育てをしているなかで、多くのママが毎日感じるのが子どもを育てることの大変さ。
特に、四六時中子どもにかかりっきりになると、育児に疲れたと感じている人もいるでしょう。
この記事では、育児に疲れる原因や対処方法について紹介します。育児に疲れている人はぜひ参考にしてみてください。
育児に疲れてしまうのはなぜ…?
育児に疲れたといっても、要因はさまざまなものがあります。子育てをしているママの意見からは、子どもが赤ちゃんのうちは体力的な疲れがみられるケースも多いです。子どもが幼児以降になると、精神的な疲れを感じるようになる傾向があります。その他にも育児に疲れやすくなる理由には、以下のものが挙げられます。
育児そのものが初めて
我が子が生まれるまで、あまり子どもと関わったことがないという人もいるでしょう。少子高齢化が進み、子どもの数がどんどん少なくなっている現代は、これまで子どもの世話や世話を経験したことがないというママも多くいます。特に、一人目の子育ては、みんなが新米の親であり、最初から子育てが上手い人はいません。
育児の負担がママに集中している
現代は男女平等が意識されるようになり、出産後も夫婦の共働きを続ける家庭が増えています。その一方で、実際の夫婦生活をみてみると、男女平等には程遠いケースもあるでしょう。
一般に、家事や育児はどうしても女性側に負担がかかる傾向があります。夫が家事に協力的な場合でも、女性が家事をこなさなければいけないシーンはゼロにはなりません。そうした状況では、子育てにかける時間も少なくなり、心の余裕も少なくなります。
自分の時間を十分に確保できない
仕事をしていた女性の中には、子育てがハードワークと感じた人も多いのではないでしょうか。人によっては、子育ての方が仕事よりも大変と感じる人もいるでしょう。
特に、子どもが小さいうちは365日24時間育児をしなければならず、自分のための時間を持つことが難しくなります、常にママとしての立場でいることで、ストレス発散ができずに、育児に疲れきってしまうようになります。
(目次へ戻る)
育児疲れを知るためのセルフチェック
毎日一生懸命子どもを育てていると、知らず知らずのうちにオーバーワークになっていることもあります。
以下の項目に当てはまるときは、育児に疲れを感じている可能性もあります。ちょっと疲れたなと思う人は一度立ち止まって、家族と話し合ってみてもいいのではないでしょうか。
子どもに極端にイライラしてしまう
どんなにわが子がかわいくても、子どもが言うことを聞かないときに、一時的にイライラしてしまうことはよくあることです。しかし、子どもの存在自体にイライラしてしまうときは、育児に対してかなり疲れている可能性があります。
いつも眠くてだるいと感じる
母乳やミルクを飲む乳児の子育ては、夜の睡眠が細切れになり、睡眠不足を感じることがあります。
一方、子どもが幼児になり、夜ぐっすり眠れたのに、朝から活動的になれない場合は、育児の疲れがたまっていることが考えられるのではないでしょうか。
何もする気が起きない
育児の疲れがピークを迎えると、子どもの世話や家事など、しなければいけないことがあるのに、やる気が起こらないことがあります。
さらに悪化すると、体が重く感じて動けなくなってしまうことも。このような状態になる前に、育児の疲れに対して対策することが大切です。
(目次へ戻る)
育児に疲れたときの対処方法
ここでは、育児につかれたときに、ちょっと立ち止まって試してみたい対処法について見ていきましょう。
自分にご褒美を与える
育児をしていると、周りの人から「ああした方がよい」「こうした方がよい」と言われることはあっても、褒められることはほとんどありません。育児を褒めてくれる人がいないのであれば、自分がご褒美をあげましょう。少し高めのスイーツを買ったり、すき間時間に好きな映画をみるなど、たまには自分を甘やかしてあげましょう。
ママ友とグチを言い合う
育児に対して疲れを感じている人の中には、自分の気持ちを共有することで、ストレスが和らぐことがあります。特に、女性は気持ちを言語化することで、ストレスを発散できるという特徴があります。また、子育てをしている友人に話しを聞いてもらえば、アドバイスをもらえることも。
ママ以外でいられる時間を作る
常にママでいる事に疲れてしまう人は、自分に戻れる時間を作ることも効果的です。一人の時間を作るのもよいし、外へ働きに出るのも1つの方法です。子育て以外にも自分の居場所を作るように心がけてみましょう。
(目次へ戻る)
まとめ
子育てをしている中で、「育児に疲れた」と感じることは多くの親が感じていることです。大きな責任がある子育ては、完ぺきにしようと思うほど、時に追い詰められてしまうことがあります。育児中に親がストレス発散させることは、決して悪いことではありません。育児の疲れに対して、上手に対処していきながら、子育てを楽しんでいきましょう。
(Photo:三菱UFJ国際投信-stock.adobe.com)
おすすめ
2019.08.15|
育児中にみんなが体験!共感いっぱいの「育児あるある」を集めてみた
2019.08.05|
2019.07.31|
2019.07.04|
幼児教育・保育の無償化とは?家計負担が減れば将来のための貯蓄に!
2019.06.17|
2019.06.18|
2019.05.27|
2人に1人が経験する?育児ノイローゼの実態と今すぐできる対策
2019.02.20| ライフ
2018.09.28|
2018.09.19|
ゼロクーポン債って何?税金やリスクの仕組みを含めて詳しく解説
2022.12.14|