世界の投資家から学ぶお金に対する接し方とは

世界の投資家から学ぶお金に対する接し方とは

世界には、投資で財を築いた有名な投資家が数多くいます。投資の世界に身を置いたストーリーは様々ですが、彼らはどんな態度でお金と接し、お金と付き合っているのでしょうか。
また、お金とどう向き合って接しているのかを、世界的に有名な投資家の中から数人をピックアップし実話を交えてお伝えしていきます。
莫大な資産を築いている人は、お金への接し方も意外とシンプル。普段何気なく使っているお金に対しての気づきをお伝えしていきます。

投資家とはお金を投資し運用する人

投資と言われても、いまいちピンと来ない人もいます。投資とは、利益を見込んでお金を出すことで、株式や投資信託などの購入がこの「投資」に当たります。※1さらに投資家とは、資産を運用し、利益を得る事を生業としている人。つまり、お金に働いてもらってお金を増やしている事を仕事としている人という事となります。※2

今では有名な投資家も、投資家デビューを果たしたときから大金を運用していた訳ではありません。物事には必ずスタートがあるものです。

ウォーレン・バフェット

世界一の投資家と言われるウォーレン・バフェット氏も最初は小さな取引から始めました。それは6歳の頃、ガムを一つ一つ手で売り、たった数ドルの儲けが出る商売からスタート。その他にも、様々な物を販売し、将来の運用の元手にしました。少しずつステップアップし、現在は世界の長者番付の常連になるほどの投資家となりました。※3

ジェシー・リバモア

「ウォール街のグレートベア」との異名と持つジェシー・リバモアも投資家のスタートは、たまたま初めて働く事になった週給6ドルのチョークボーイからでした。14歳という若さで家を飛び出して見つけた、株価を書き込む仕事をした事が彼の人生を変えたのです。※4 

物を売ったりアルバイトをしたりしながら、たたき上げでお金の稼ぎ方を知り、投資の世界に身を置いた二人。世界に名高い投資家でさえ、最初は数ドルからのスタートだった事がわかります。
ここからお金について学び、じっくり向き合い成功を収めていたのです。

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世界の投資家のお金に対する礼儀とは

お金のありがたみを常に肌で感じ取っている投資家は、独自の哲学でお金と向き合っています。大きな金額を常日頃から運用している投資家はお金にたいしてどのような態度で、さらにはどのようにお金に対して礼儀を持って接しているのでしょうか?

ピーター・リンチ

ファンドマネージャーとして、投資の世界ではプロ中のプロと言われているピーター・リンチは、大切なお金を使うためには自身が納得する理由が必要と語っています。

「ほとんどの人は、株式投資より電子レンジを買う事の方により多くの時間をかけるのである。」

とにかく徹底的に調べ尽くしてから、買うかどうかの判断をする。と、衝動的ではなく計画的にお金を使う事を重視していました。

生活に密着している電子レンジは店頭まで行き、カタログスペックや実物を見た上で購入する人がほとんどです。投資にしろ、買い物にしろ同じように調べる事が大切と伝えています。※5

ジム・ロジャース

ジョージ・ソロス氏とタッグを組み、ファンドを設立したジム・ロジャース氏。

「自由を得られるだけのお金が欲しかったから、五歳からビジネスを始めた。」

と説いています。幼少の頃より始めたビジネスが順風満帆かと思った矢先、子牛の転売ビジネスで失敗。大人になってから転売が失敗した原因を知ります。

投資においては、自分の立てた仮説が正しいかをとことんまで調べ尽くしてから投資をするスタイル。自由を得て行動したのは、世界を自分の足で旅をする事でした。

ジム・ロジャース氏の場合は、「冒険投資家」との異名がつけられるほど、実際に目で見て確認する投資家。実際目で見て実際の市場を感じ、それをまた投資に活かすという行動派でもあります。※6

2人を例に挙げると、それぞれお金を湯水のごとく使うのではなく、考え抜いて大切に使っている事をうかがい知る事が出来ます。

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投資家から学ぶお金に対する考え方

世界に名高い投資家の一番大切にしているお金に対する考え方はシンプルに「お金を使うときはよく考える」という事でした。ですが、一般人の私達が普段どんな事に対して気を付けていけば良いのか。そこにも投資家達は名言を数々残してくれています。

「考えをめぐらす事で金が儲かるわけではない。ひたすら待つ事で金が手に入る。」
(ジェシー・リバモア)※7

ジェシー・リバモア氏の投資スタイルは、全ての好条件が揃って初めて勝負にでるというもの。好機が訪れるまではじっと待つ忍耐が必要と伝えています。
私達の生活に例えるならば、無駄な浪費に該当するのではないでしょうか。すぐ購入するのではなく、いつが買い時なのかをじっくりと考えてから購入する。という気づきなのかもしれません。

そして、ウォーレン・バフェット氏もお金の使い方に関して、やはり「オハマの賢人」と謳われるにふさわしい言葉を残しています。

「幸運な1%として生まれた人間には、残りの99%の人間の事を考える義務があります。」

「私はずっと、お金は社会に返さなければならない預かり証だと思っていました。」
(ウォーレン・バフェット)※8

お金を稼ぐことに関しては天才的と呼ばれているウォーレン・バフェット氏はお金の使い方に関しても独自の哲学を持っています。特に、巨額の寄付をするなど慈善事業には熱心です。
お金は人の為に使う。それが残り99%の人の事を考えたウォーレン・バフェット氏の考えと説いています。
お金に対し浪費ではなく、不足している場所にこそ気づき、補う。そんなお金の使い方をしています。

では、私達に置き換えるとどのような場面でお金に対しての気づきになるのでしょうか。
自身の生活スタイルを考えたときに、どこに不足があるのかを考えます。将来の資金が不足していると感じるのであれば、何かの方法で補う方法を見つけ出すなど、ウォーレン・バフェット氏の言葉は一度自分のスタイルを見直すきっかけになりそうです。

最後に、「イングランド銀行を潰した男」との異名を持つジョージ・ソロス氏。現在は投資家を引退していますが、お金は自身の目的を達成するものと語っています。

「名声を得たことによって、私は、発言したいことを発言する機会を提供されるようになった。そのことに私は満足している。」

「自らの成功の虜なのか、それとも自らの運命の支配者なのか。」
(ジョージ・ソロス)※9

莫大な資産を築いたからと言って、ただただお金持ちの生活を楽しむとは一味違う事も始めたジョージ・ソロス氏。慈善団体を設立、現在は慈善活動家や政治的発言をするなど活発に活動している事で知られています。ジョージ・ソロス氏の場合は、お金や名声は慈善活動などをする際に必要なものでした。自分の目標とする事を達成することで、運命を支配したといえるでしょう。

ここから学べる事は、目標を達成するためには何をしたら良いのかを考えるという事かもしれません。

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名だたる投資家達はとにかくお金と向き合っている

世界で有名な投資家の名言やお金に対しての向き合い方など、私達が学べる事はたくさんありました。
最初はたった数ドルの商売からビジネスをし、お金のありがたみを肌で知ったウォーレン・バフェット氏やジェシー・リバモア氏さらにはジム・ロジャース氏。
プロだからこそ徹底的に調べ尽くしてから投資を始めるピーター・リンチ氏。

お金に対する考えは、同じお金を使っている私達とは一線を画すレベルとはいうものの、やはり共通点も多いと感じるはずです。
「お金を使うときにはよく考えて使う。」本当にシンプルな答えですが、私達の生活の中でいつも大切にしておきたい考え方です。

出所)

*1 金融庁「投資の基本

*2 「ウォーレン・バフェットお金のヒミツを教えよう」桑原晃弥 著 P19

*3 「ウォーレン・バフェットお金のヒミツを教えよう」桑原晃弥 著 P17.18

*4 「伝説の7大投資家」桑原晃弥 著 P20

*5 「天才投資家「お金と人生」の名語録」 桑原晃弥 著 P72.78.79

*6 「天才投資家「お金と人生」の名語録」 桑原晃弥 著 P143.144.145

*7 「天才投資家「お金と人生」の名語録」 桑原晃弥 著 P40.41

*8 「天才投資家「お金と人生」の名語録」 桑原晃弥 著 P210.211

*9 「天才投資家「お金と人生」の名語録」 桑原晃弥 著 P138.139.119

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