お金がない、と諦める前に!夢の結婚式を実現するための節約術

お金がない、と諦める前に!夢の結婚式を実現するための節約術

お金がないから、という理由で憧れの結婚式を諦める人もいます。2018年に行われた民間調査*1では、挙式及び披露宴の相場は357.5万円となりました。しかし、全体の約15%は200万円未満で行ったとの結果も出ているように、規模や内容によって費用を抑えることはできそうです。
費用面が不安という理由だけで諦める前に、今準備できる資金でどのような結婚式が可能なのかを考えてみましょう。

平均総額にみる意識変化

はじめに、花嫁の年齢別に結婚式費用の平均総額をみていきましょう*2

まず興味深いのは、全体の相場をこえているのが20代後半のみということです。この年代では、周りの目を気にして見劣りしないようにお金をかける傾向にあり、400万円以上かけた人が半数近くに上りました。
一方で、30代に入ると、出産や住宅購入などの資金を考えて、お金の使い道に慎重になるという堅実派が増えています。派手な演出は避け、何にお金をかける価値があるかを見極めることで、質の良さを重視する傾向となっています。
さらに30代後半にもなると平均総額もゲストの数も減っています。20代に比べて預貯金がありそうな年代ですが、減った理由としては交際範囲の変化によって親密な友人に絞ったことに加え、不要だと思うものに対してNOとはっきり断れるようになったとの意見もありました。お色直しをせずに衣装を一着に絞る人が3割近くに上ったことを見ても、演出の簡素化がうかがえます。

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自己負担額の想定

結婚式は支出だけではありません。親族からの援助とは別に、日本では、出席者にもご祝儀という形で費用負担をしてもらうことが普通です。つまり、料理や引き出物の内容を考える際には、ゲストの一人当たりの金額がどれくらいになるか、というイメージを膨らませることが大切でしょう。
前述の民間調査では、友人からのご祝儀は3万円、上司や親族からはそれ以上、との結果も出ていますので、単純計算でも50人招待すれば150万円以上のご祝儀が見込めることとなり、実際に必要な自己負担額はその差額となります。会場によっては、後払いが可能なケースもありますので、事前に支払い方法を確認しておきましょう。
ご祝儀が曖昧で苦手という人には、会費制という方法もあります。結婚式の内容に合わせて会費を設定することで自己負担額を事前に把握しやすくもなりますが、会費を設定する際は招待状にその旨を明記し、混乱を招かないよう注意が必要です。

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伝統にとらわれない自由なスタイルで費用削減も ―海外の最新事情

日本でも西洋風の結婚式が主流となっている昨今、本場での結婚式にはどのような傾向があるのでしょうか。節約のヒントが見つかるかもしれません。

アメリカの場合

年間200万人が結婚するというアメリカ。州ごとに格差のある結果ではありますが、全体の平均としては29,858ドル(約328万円)となりました*3。一見、日本の平均総額と近い数字にも見えますが、平均ゲスト数が日本の倍以上となる140人であることを考えると、規模が大きく異なります。飲食代に加え、カクテルタイムのフリードリンクやバンドの生演奏のコストが高いため、近年ではドリンクの種類を減らしたり、バンドをDJに変更したりすることで、費用削減を図る人も増えているようです。
また、教会での結婚式という伝統にこだわらず、より“映える場所”での結婚式も流行っており、ビーチウェディングで会場代を抑えるというカップルも増加傾向。さらに、ケーキを新郎新婦のカット演出用と配布用で別にする、貸し切りリムジンやシャトルバスのいらないアクセスの良い会場にする、なども節約方法としてあげられています。日本でも取り入れられそうなアイデアですね。

イタリアの場合

カトリック教徒が大半を占めるイタリアの結婚式はどうでしょうか。最新の調査結果によると、平均ゲスト数100人に対し、14,880ユーロ(約179万円)が相場となりました*4
日本との大きな違いはいわゆる結婚式場と言われる複合施設がないこと、さらに、ウェディングプランナーを通さずに自ら教会へ出向いて挙式を申込み、それとは別に披露宴会場も直接交渉して予約する人が圧倒的に多い点と言えるでしょう。一つ一つの準備を自分で進めていくことで、細かな費用を把握することも可能です。招待状は手作りして可能な限り手渡しする風習もあり、その分のコストもさほどかかりません。
近年の傾向として、挙式会場はカトリック教会ではなく、市役所を選択する人も増えています。市役所への婚姻届の提出といっても、イタリアでは事前予約し、当日は広間で簡単なセレモニー形式。数千円程度の手数料で済むので、費用削減を望む人にはピッタリなのです。

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こだわりポイントを絞って節約を

最終支払い金額が当初の見積りよりも上がったと回答した人は8割近くに上り、その理由として、料理や衣装、写真、映像のランクアップを挙げています。見栄えや風潮、雰囲気に押し流されず、費用も考えてその必要性を精査することが重要でしょう。内訳にしっかり目を通して一つ一つの費用をチェックし、不明瞭な点は契約前に納得がいくよう明確にしておくことも忘れてはいけません。自分のこだわりポイントを絞っていけば、削るものも見えてきます。
近年では、近しい人のみを呼んでアットホームに、と考える人も増え、シンプルな演出も人気です。ゲストに向けた料理や引き出物など、削るのが難しいと感じる人でも、装花の量を見直したり、季節の花を選んだりすることで金額は大きく変わります。
また、招待状やウェルカムボード、スライド、ブーケ、アクセサリー等の小物を手作りすれば、節約につながるだけでなく思い入れもより強くなることでしょう。写真撮影など、周囲に頼めそうな人がいれば、お願いしてみるのも一つの手ですが、これらを外部調達する際の条件を事前に確認し、持ち込み料のかからない会場を選ぶ必要があります。
他にも、春や秋の人気シーズンや週末、祝日を避けることで、割安になる会場も多くありますので、融通の利く方は検討してみてはいかがでしょうか。

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まとめ

結婚式を挙げることは、大半の人にとって結婚生活のスタートを意味します。そこからの2人の実生活に必要な費用を確保するほうが、たった1日で終わってしまう結婚式よりも大事と考える人もいることでしょう。新生活に必要となる資金も見据えた上で、身の丈にあった選択をすることが重要です。まずは無料相談やイベント等を回って情報を収集し、各社の特徴をつかんで費用の内訳をしっかり見比べてみてはいかがでしょうか。無駄を省くことを意識し、ささやかな工夫を重ねて、憧れの結婚式を叶えましょう

*1  出所)株式会社リクルートマーケティングパートナーズ「ゼクシィ結婚トレンド調査2018」

*2  出所)株式会社リクルートマーケティングパートナーズ「 [結婚式費用の総額]花嫁年代別に平均額をチェック!」

*3  出所)ValuePenguin Inc.「“Average Cost of a Wedding (2019)”」

*4  出所)Compass e ProntoPro「 “Matrimonio: nel 2018 il 3% degli italiani pronti al «fatidico sì»”」

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(Photo:三菱UFJ国際投信-stock.adobe.com)

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