初めての株投資 株を始める前に知っておきたいこと

初めての株投資 株を始める前に知っておきたいこと

「株式投資を始めてみたいけどリスクがあるものは怖い」このように株式投資に対して怖いイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
そもそも株式投資とは何なのでしょうか?
株式投資とは株主になることによって、企業の成長の果実を受け取ることに他なりません。株を持っていない方でも全く無関係ということはなく、われわれの年金も実は、その約48%を国内外の株式で運用されています*1
それでは以下、株を始める前に知っておきたい事を見ていきましょう。

株主になることのメリット

株を買うとはどういうことを意味するのでしょうか?
株式とは企業が事業を行う上で必要な資金を調達するための手段の一つです。
株主は資金を企業に対して提供する代わりに主に3つの権利を得ることが出来ます。

1つ目は「議決権」です。
これは株主として企業の経営に参加することが出来る権利です。一般に、株主は持っている株式の数に応じて議決権を行使することができます。
議決権が多くなればそれだけ企業に対する発言権は強くなります。

2つ目は「利益配当請求権」です。
企業が事業を行なって得た純利益は株主のものです。したがって、純利益の中から配当を受け取る権利があります。

3つ目に「残余財産分配請求権」です。
これは企業がもし解散した場合に残っている現金などの資産を清算します。この際に、株主は持っている株数に応じて残った資産を受け取る権利があります。

株のリターンには大きく分けて2種類あります。
1つ目は株を買値よりも高く売ることで得られる「値上がり益」
もう一つは、持っている株数に応じて配当を受け取ることによる「配当収益」です。
どちらのリターンを狙うかは投資スタイルによりますが、株式は元本が保証されておらずリスクがある分だけ、預貯金などと比べてリターンも高くなる可能性がある点は魅力の一つと言えるでしょう。

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株のリスクって何?

株は投資の仕方によっては大きなリターンが狙える一方、リスクもあります。
リスクがあるからと敬遠するのではなくリスクについてきちんと理解をし、リスクを軽減する方法について知ることはとても大切なことです。
株の主な3つのリスクについて見ていきましょう。

1つ目は値下がりリスクです。
株価は企業の業績や世の中の景気の動向、為替や金利の水準、企業としての人気度などあらゆる要素で常に変動しています。そのため株を買った時よりも値下がりしてしまい損失となるリスクがあります。

2つ目は倒産リスクです。
万が一企業が倒産してしまった場合は、株の価値はゼロになってしまいます。赤字の企業や資産額の少ない企業の株を買うときは、きちんと調べて経営状況などにも注意する必要があります。

3つ目は流動性リスクです。
流動性とは売り買いのしやすさのことです。取引量の少ない企業の株式は、取引したい時に希望の値段での取引が難しいことがあります。

3つのリスクについて見てきましたが、実はリスクは色々な方法でコントロールすることができます。
例えば時間分散です。
投資をする際に一度に全部の資金を投資するのではなく、何回かに分けて購入するタイミングを分散することによって高値で買ってしまうリスクを減らすことが出来ます
時間分散の有力な投資の仕方として毎月一定額を自動的に投資する方法をつみたて投資といいます。
この投資法は投資額が常に一定のため、値上がり局面では少ない株数を、値下がり局面ではたくさんの株数を買うことができます。結果的には買い値を平均化することが出来る可能性の高い投資の方法です。

さらに資金を1つの銘柄に集中させるのではなく、異なる業種や複数の銘柄に分けて投資する分散投資により、個別銘柄のリスクを抑えることができます

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株式の選び方

投資対象の株の選び方は人それぞれです。どの企業の株を買っていいかわからないという方はまずご自身がその企業の製品を使っているといった身近な企業から調べてみてはいかがでしょうか。
その後、慣れてきたら投資指標や業績で株を選ぶというやり方にチャレンジしてみると良いでしょう。ちなみに投資指標とは投資をする際に基準となるものさしのようなものです。

中でも代表的な2つの投資指標をご紹介します。
1つ目は配当利回りです。配当利回りとは株を買った金額に対して1年当たりいくらの配当が受け取れるかを表します。計算の仕方は簡単で1株あたりの配当金を株価で割り算して計算できます。
たとえばA社の株価が500円の時にA社の配当金が1年間で20円だったとすると
配当金20円÷株価500円=配当利回り4%と計算されます。
株価は上下に動きますので、安い時に買うことが出来れば利回りは上がります。配当が多い株の場合、株価が下がってくると配当利回りが上がるので、安値で買いたい投資家が増え、株価の下支えになります。預貯金の金利と比べると配当利回りは魅力的な水準であることが多く、配当利回りを重視した投資も1つの方法です。
ただ、注意したいのは配当金は将来にわたって確定したものでは無いため、企業の業績が悪化したり、配当方針が変更になってしまった時は配当金が減ってしまうリスクもあります。

もう1つはPERをご紹介します。
PERとは「株価収益率」のことで「ぴーいーあーる」または「ぱー」とよみ、「Price Earnings Ratio」の略となります。株価収益率とは企業の純利益から見た株価が割高なのか割安なのかをはかるものさし、投資指標として使われます。
計算方法は「株価÷1株あたりの純利益(EPS)」となり、倍率で表します。この倍率は株価が1株あたり純利益の何倍まで買われているかを表しています。
1株あたりの純利益は企業の売上高から原価や販管費、利子や法人税、その他の損益などを引き算した最後に残る純利益を発行済み株式数で割り算したものです。
たとえばB社の株価が2,000円で1株あたりの純利益が200円であれば、
株価2,000÷1株あたり純利益200円=PER10倍ということになります。
この場合はB社の株価は1年分の純利益200円に対して、10年分の利益を見越した値段がついているともいえます。

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まとめ

ここまで株への投資の前に知っておきたいことについて見てきました。
ただ個別の銘柄への株投資はやはりハードルが高いと感じる方は、投資信託を活用されてはいかがでしょうか
例えば株をメインの投資対象とする株式型の投資信託であれば、投資する銘柄の数も数十~数千銘柄に分散して投資しているため、リスクを軽減できます。
また、プロのファンドマネージャーが銘柄を厳選して運用するため、その分手間なく投資することが出来ます。
株式投資はうまく付き合えば人生を豊かにするツールの1つとなるでしょう。
ぜひこれをキッカケに株についての理解を深めていただければ幸いです。

・投資信託のリスクと費用については、こちらをご確認ください。

・当ページは当社が作成した情報提供資料であり、金融商品取引法に基づく開示資料ではありません。投資信託をご購入の場合は、最新の投資信託説明書(交付目論見書)および目論見書補完書面の内容を必ずご確認のうえ、ご自身でご判断ください。

三菱UFJ国際投信株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第404号/一般社団法人投資信託協会会員/一般社団法人日本投資顧問業協会会員

(Photo:三菱UFJ国際投信-stock.adobe.com)

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