「贅沢しているわけではないのにお金がない」、「収入が少ないわけではないのにお金がない」
そんな悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。
お金がないと、思うように貯金もできませんし、何より自分のしたいことや行動が制限され、なんとなく自分の考えも含めて息が苦しくなってしまいます。
そこで今回は、お金がないと嘆く前にいますぐやるべきことをご紹介します。
何が家計を圧迫しているのかを知る
まずは何が原因でお金がないのか、その原因を知ることから始めましょう。お金がないと言うのは簡単ですが、それだけでは何の解決にもなりません。そこを明らかにしていくためにはいくつかの方法があります。
優先的にやっておきたいのは「無意識」の出費をチェックすることです。
この無意識の出費が意外と負担になっていることが本当に多いのです。さらに、使っている自覚がないからこそ、「節約しているのにおかしいな」と不満が溜まってしまう原因にもなります。こちらをまずははっきりさせましょう。
やり方はいたってシンプルです。とにかく銀行の入出金明細、クレジットカードの明細、デビットカードや電子マネーの利用明細などを集めて、一つ一つチェックしていくのです。
これらは結構な労力を要する作業ではありますが、これをやらない限り前に進みません。ですので、ここはしっかり取り組みましょう。
たとえば、月額費用の請求があったら書き留めていきます。「〇〇新聞月額費用 5,400円」とか「A社生命保険 月額8,640円」など、全ての利用中サービスを書き留めておいてください。
また、見逃しがちですがスマホアプリの利用についても必ずチェックしてください。これらを一覧にして確認することで、本当に必要なサービスなのかどうか考えることができます。
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コスト削減できる項目をチェックしよう
こうして利用中のサービスの一覧が出来上がったら、次は何を削減していくかを考えていきましょう。自分が生活していくにあたり、本当に必要なものなのか、必要ないものなのかを判断することができます。
私たちが使っているほとんどのサービスが「あったら便利だけど、意外となくても平気なもの」なはずです。様々な方法で、なんとかその出費をやめることができないかを考えてみるのです。
たとえば「新聞は会社に置いてあるのを読もう」とか「動画配信サービスは2社利用しているけれど、1社にまとめよう」、「このアプリはどうしてもどんどん課金してしまうからこれで終わりにしよう」などと考えていくと実は結構な部分が削減できる費用だったのだと気が付くのではないでしょうか。
削減できる、サービスの利用を停止できる、と思ったサービスはどんどんその場で利用停止もしくは解約の手続きをしてしまいましょう。指先一つで月額何千円の節約ができると思うと楽しく感じませんか。
私たちは無意識のうちに私たちは贅沢をしてしまう生き物だといえます。こうして利用しているサービスを可視化して、贅沢しすぎないように生活の見直しをするというのが非常に重要なのです。
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「見える出費」も減らしておくこと
「無意識の出費」が減らせたら、あとは「見える出費」を減らしていくだけです。毎日のコンビニでの買い物やカフェでの一杯、また習慣化してしまっている飲み会など、減らせるものはたくさんあります。
たとえば、コンビニでつい甘いものを買ってしまうというのをやめれば出費が減るだけではなく体重増加や肌荒れにも効果があるかもしれませんよね。
いつものメンバーでの飲み会も、たまにはいいかもしれませんが毎週毎月とやる必要はあるのでしょうか。少し回数を減らしてみてもいいでしょう。
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まとめ
「お金がない」といって、これまで様々なことをあきらめてきたという人も多いのではないでしょうか。そうした方も、「自分はお金がないから何も挑戦できない」といって投げだすのではなく、とりあえず日常の生活の中から様々な出費を意識して、その削減に努めることで、資金を貯め始めることができます。お金を貯めることが、新しい挑戦のきっかけになるかもしれません。
(Photo:三菱UFJ国際投信-stock.adobe.com)
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