情報提供資料2025年3月19日号
マーケットの動き
●日本株は大幅続伸。底堅い米景気指標から株高となったNY時間の好調を引き継ぎ、日経平均株価は一時38,000円を回復。著名投資家バフェット氏が買い増す姿勢を見せた商社株など割安株の上昇が目立った。
●米国株は下落。米連邦公開市場委員会(FOMC)公表控え大型ハイテク株を中心に軟調。米ベッセント財務長官は景気後退の兆候は否定も、政府支出削減の取り組みが進む中で一時的な景気の停滞はあり得ると発言。
●米ロ首脳の電話会談が実施される。米国によると、プーチン大統領はエネルギー・インフラ施設への攻撃停止に同意も、30日間の停戦案合意には至らなかった。
●ドイツ連邦議会(下院)で財政拡張案が可決。財政均衡を義務付ける債務ブレーキの憲法改正が大きく前進しし欧州株は続伸。ドイツDAX®指数は最高値を更新。
●インドネシア株は急落。スリムルヤニ財務相の辞任観測(政府は否定)や財政悪化の懸念等からジャカルタ総合指数は一時▲7.1%安。通貨ルピアも小幅下落。





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本日の注目点:日銀会合、米FOMCはともに金利据え置きか
◆日銀金融政策決定会合が19日、FOMCが日本時間の20日未明に発表予定。日米ともに政策金利据え置きの見通し。会見では米通商政策などの不確実性に対するコメントに注目したい。日銀は春闘賃上げ率が高水準とされ、次回利上げ時期の示唆がある可能性も。一方、FOMCは四半期毎公表の政策金利見通しや、量的引き締めの停止時期に焦点も、米政策要因で先行き不透明感高いなか、基本的に様子見姿勢を堅持か。(清水)
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