マーケットの動き

●日経平均は急反落し1,011円安。イスラエルの無人機がイランのイスハファンを攻撃との報道を受けてリスク回避の動き。同地の核施設は完全に無事との報道も。
●S&P500は反落。AI銘柄として人気のエヌビディアが▲10.0%下落。ネットフリックスも▲9.1%と軟調。四半期毎の有料会員数発表を停止との同社の決定を嫌気。
●米10年国債利回りは低下。グールズビー米シカゴ連銀総裁は、米インフレ低下速度が失速しており立ち止まって今後の経済動向を見極める必要があると発言。
●イスラエルによる攻撃の報道を受けて、アジア時間に安全通貨とされる円とスイスフランが対米ドルで急伸。その後、イランがイスラエルに報復する計画はないと示唆したことから、両通貨は上げ幅を縮小。
●WTI原油先物は続伸。アジア時間に一時1バレル86.28ドルまで上昇。ロシア、ブラジル、コロンビア、ノルウェー等産油国通貨が堅調。COMEX金先物も続伸。

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今週の注目点：中東情勢、日銀展望レポート、米企業決算

◆今週も中東情勢に注目。25-26日の日銀会合は政策を据え置きの見込み。今後の政策金利軌道を見極める上で、展望レポートの物価見通しや円安の影響に関する分析に注目。26日の東京都消費者物価(4月)も要注視。米国は25日にGDP (1-3月期)、26日に個人消費支出(PCE)とPCEデフレーター(3月)を公表。S&Pグローバルは23日に主要国のPMI(4月)を公表。24日にメタ、25日にアマゾンやアルファベットが決算を公表予定。（入村）

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