マーケットの動き

●日本株堅調。円安や米半導体大手マイクロン･テクノロジーの3-5月売上高見通しが市場予想上回り好材料に。
●豪ドル安定。2月の豪失業率は3.7%と予想（4.0%）比低下。3月PMIは製造業悪化（2月:47.8→46.8）もサービス業改善（同53.1→53.5）で総合上昇（同52.1→52.4）。
●金融政策は予想外の動き相次ぐ。台湾中銀は利上げ（政策金利1.875→2.00%）、スイス中銀は利下げ（同1.75→1.50%）、トルコ中銀は利上げ（同45.0→50.0%）。
●欧州は景気回復の兆候。3月総合PMIはユーロ圏が2月:49.2→49.9と上昇、英国が同53.0→52.9と安定感光る。英中銀（BOE）は政策金利（5.25%）据え置きを決定。前会合で利上げ主張した委員2名は据え置き支持へ転換。
●米国株堅調。2月の米景気先行指数は前月比+0.1%と予想外かつ2022年3月以来の上昇。2月中古住宅販売件数は同+9.5%と急増。3月総合PMIは52.2と引き続き安定。

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本日の注目点：苦境続くドイツ景気、ECB利下げ観測に変化は

◆ドイツで3月ifo企業景況感指数を公表。同国連銀は定例の経済報告で1-3月期に景気後退となった可能性が高いと指摘。同指数の市場予想は2カ月連続上昇の86.0。4-6月期に向け景気回復期待高まるか注目。市場が見込む「欧州中銀（ECB）の利下げは6月開始、年末までに累計0.75-1.0%」との見方に影響与えるか注目。（瀧澤）

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