こんにちは!三菱UFJ国際投信入社5年目、つみプロメンバーの武部です。
皆さんは「つみたて投資」という言葉を聞いたことはありますか?新聞や経済誌などで見かけることはもちろん、最近だとファッション誌などでも取り上げられてますよね!
資産運用は気になってはいるが、まだまだ難しい・正直面倒くさいな、と思っており、そのような側面が自身の弱みだと感じている方もいらっしゃるかもしれません。しかし実は資産運用・投資において、ある考え方を知れば、その弱みだと感じている部分を強みに転換できます。
本記事では、そのよう投資の実践の仕方について、是非同世代の方にお伝えしたいと考えております。それは、「投資信託を活用したズボラ戦略」という投資手法です。以前、この「ズボラ戦略」については、詳しく記事にしておりますので、こちらの記事も併せてご覧頂けますと幸いです。
「ズボラ」で「心配性」な20代
まず始めに、当社が20代を対象に実施した「つみたて投資実態アンケート」(※)をもとに、今の20代の実態に迫っていこうかと思います。
※【調査概要】
出所)三菱UFJ国際投信調べ
調査期間)2021年10月1日~4日
調査方法)インターネットリサーチ
調査対象)全国の20歳~29歳までの男女
有効回答数)金融商品保有層(2,060名)と金融商品未保有層(2,060名)の計4,120名
※実際の設問や選択肢を短く書き換えている場合や全ての選択肢を表示していない場合があります。複数回答可の設問等は、合計が100%にならない場合があります。
※四捨五入しているため、合計が100%にならない場合がありますのでご了承ください。
皆さんはご自身の性格をどのような性格だと思っていますか?20代は「ずぼら・面倒くさがり」と回答した人が最も多く61.3%でした(複数回答可)。
20代の過半数が自分を”ズボラ”だと思っていることが分かります。
ズボラとは「やるべきことを雑にこなしたり、後回しにして放っておくこと」などの意味で使われたりします。ですが、今回のアンケートを通して、20代のズボラさんは、実は単に「やるべきことを雑に行ったり、後回しにして放っておく」ズボラさんではないことが分かりました。
調査対象の20代の方々に、「将来へのお金の不安はありますか?」と質問したところ、「はい」と答えた人数は、実はズボラさんの方が非ズボラさんよりも多いという結果になりました。
将来のお金について後回しにしている自覚は何となくあるけれど、実際にどう動いて良いのか分からない、、、との想いからこの結果に繋がったのではと思います。ズボラさんは自分の性格を自覚しているからこそ、自分に厳しい人とも言えるかもしれません。
※ズボラ…Q1において「ずぼら・面倒くさがり」の回答者、非ズボラ…Q1において「ずぼら・面倒くさがり」を含まない回答者と定義。不安を感じる…「とても不安を感じている/不安を感じている」の回答者、不安を感じない…「どちらともいえない/不安を感じていない/全く不安を感じていない」の回答者と定義。
私たちはそんな将来への不安を抱えるズボラさんに向けて、「ズボラ戦略」という投資手法をご提案します。ズボラ戦略とは、「ズボラである」という弱みを強みに活かそうという戦略です。
(目次へ戻る)
就活を思い出せ!「ズボラ」な性格を強みに活かした投資戦略
20代の皆さんは、就職活動で「自己分析」を経験した方も多いのではないでしょうか。自己分析でよく言われるのは弱みと強みは紙一重。
例えば…
自分の弱みだと思うことを強みに変換して臨んだ方は多いはずです。
私たちつみプロメンバーはそれを是非「投資」にも活かしたい!と考えました。
ズボラさんの強みは、「細かいことを気にしない」ことだと思います。投資においては、短期的な市場の下落を気にしすぎることなく、長い目で投資をする点において発揮できるのではないでしょうか。
また、ズボラ戦略では、一見マイナス面だと思われがちな、「放っておくこと」自体も強みになると考えています。ズボラさんや自分はズボラではないけれど投資の手間を少なくしたい方は、是非参考にしてみてください。
(目次へ戻る)
ズボラ戦略とは「同じ商品を長く持ち続ける」投資手法
ズボラ戦略とは、同じ投資信託を長く持ち続ける投資手法のことです。
ズボラさんには短期的な価格変動に焦らず自分のペースで投資信託を持ち続けて欲しいと思っています。
例えばリーマンショックでは世界株式は一時期大幅に落ち込み、一年間の騰落率が2007年から2008年にかけてマイナス42.2%になった年もありました。これだけ一年間で大幅に下がると焦ってしまいますよね。
ですが、今振り返ってみると、大幅に下落した2008年の世界の株式指数も、その後数年で下落前の水準に戻り、足元2021年においてはその水準を大きく上回っています。
その理由として、世界経済は着実に成長している、ということが挙げられるでしょう。株式は、企業価値を価値の源泉としているため、一般的に、経済や企業の成長と足並みをそろえて成長します。
世界の名目GDPの推移をみてみると、2000年から2021年では世界経済はプラス成長、その成長に合わせ、株式の価格も上昇しました。
同期間においては、一時的な下落に焦らず、長い目で投資することが重要だったといえます。
出所)Bloomberg、IMF World Economic Outlook Database October 2021のデータを基に三菱UFJ国際投信作成 期間)2000年~2021年、年次 ※世界株式の指数はMSCI オールカントリー ワールド インデックス、配当込み。世界株式は開始日=100として指数化。指数については、【本ページで使用した指数について】をご覧ください。※実際には世界株式を直接買付けすることはできません。
とはいえ株式には多かれ少なかれ価格変動があるのも事実。価格変動の振れ幅を抑えたい方は「つみたて投資」をするのも手です。多くの金融機関では、投資信託を毎月一定額投資する「つみたて投資」の設定をすることができます。一度設定をしてしまえば、放っておくだけで、あとは自動で毎月一定額投資されます。ズボラだからこそ“長期でコツコツ”投資できる便利な機能といえますね。
※「つみたて投資」の名称やサービスの詳細は各社違うことがあります。また、証券口座に金額が不足している場合等により、設定通り買えない場合があります。
なかなか投資に踏み出せない同世代の方を、三菱UFJ国際投信は応援いたします。
※【本ページで使用した指数について】
当ページ中の指数等の知的所有権、その他一切の権利はその発行者および許諾者に帰属します。また、発行者および許諾者が指数等の正確性、完全性を保証するものではありません。各指数等に関する免責事項等については、委託会社のホームページを合わせてご確認ください。
・投資信託のリスクと費用については、こちらをご確認ください。
・当ページは当社が作成した情報提供資料であり、金融商品取引法に基づく開示資料ではありません。投資信託をご購入の場合は、最新の投資信託説明書(交付目論見書)および目論見書補完書面の内容を必ずご確認のうえ、ご自身でご判断ください。
三菱UFJ国際投信株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第404号/一般社団法人投資信託協会会員/一般社団法人日本投資顧問業協会会員