情報提供資料2025年1月30日号
マーケットの動き
●日経平均株価は4営業日ぶりに反発。前日の米国市場でハイテク株の買い戻しが進んだことを受けて、半導体関連株を中心に買いが優勢に。しかし、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表や米ハイテク大手企業の決算発表を控え、徐々に様子見姿勢が広がった。
●米主要株価3指数は反落。米連邦準備理事会(FRB)は事前予想通りにFOMCで政策金利を据え置き。声明文内容がタカ派的と受け止められ、発表直後は株安・金利上昇が進んだ。パウエルFRB議長は追加利下げを急がない姿勢を明示。一方で、引き続きインフレ鈍化の進展を予想しているとも述べ、その進展を裏付ける指標が確認された場合は、利下げ継続を示唆したことから、株式は下げ幅を縮小し、米金利は上昇分を戻す展開に。
●カナダ銀行(中央銀行)は、6会合連続で政策金利の引き下げを決定し(3.25%⇒3.00%)、2025年の成長率見通しは下方修正。先行きの政策ガイダンスは撤廃され、米政権による大幅な関税措置発動の可能性を強く警戒。





(目次へ戻る)
本日の注目点:米国実質GDP、1月ECB理事会結果
◆米国では、2024年10₋12月期実質GDP(速報値)が公表予定。前期比年率+2.7%と7‐9月期(同+3.1%)からわずかな鈍化に留まると予想され、米景気の堅調さを確認できるか注目。ユーロ圏では欧州中央銀行(ECB)が1月政策理事会を開催。0.25%ptの追加利下げが確実視され、先行きの利下げ軌道や到達点を巡る言及が焦点に。(吉永)
本ページに関してご留意頂きたい事項
- 本ページは、投資環境等に関する情報提供のために三菱UFJアセットマネジメントが作成した資料であり、金融商品取引法に基づく開示資料ではありません。販売会社が投資勧誘に使用することを想定して作成したものではありません。
- 本ページの内容は作成時点のものであり、将来予告なく変更されることがあります。
- 本ページは信頼できると判断した情報等に基づき作成しておりますが、その正確性・完全性等を保証するものではありません。
- 各ページのグラフ・データ等は、過去の実績・状況または作成時点での見通し・分析であり、将来の市場環境の変動や運用状況・成果を示唆・ 保証するものではありません。また、税金・手数料等を考慮しておりません。
- 本ページに示す意見等は、特に断りのない限り本資料作成日現在の三菱UFJアセットマネジメント戦略運用部経済調査室の見解です。また、三菱UFJアセットマネジメントが設定・運用する各ファンドにおける投資判断がこれらの見解に基づくものとは限りません。
本ページで使用している指数について
- 「日経平均株価」に関する著作権、知的所有権、その他一切の権利は日本経済新聞社に帰属します。
- TOPIX(東証株価指数)、東証REIT指数に関する知的財産権その他一切の権利は株式会社JPX総研又は株式会社JPX総研の関連会社に帰属します。
- ドイツ「DAX®」:本指数は、情報提供を目的としており、売買等を推奨するものではありません。
- FTSE International Limited(“FTSE”)©FTSE。“FTSE®”はロンドン証券取引所グループ会社の登録商標であり、FTSE International Limitedは許可を得て使用しています。FTSE指数、FTSE格付け、またはその両方におけるすべての権利は、FTSE、そのライセンサー、またはその両方に付与されます。FTSEおよびライセンサーは、FTSE指数、FTSE格付け、もしくはその両方、または内在するデータにおける誤りや省略に対して責任を負わないものとします。FTSEの書面による同意がない限り、FTSEデータの再配布は禁止します。
- MSCIWORLD、MSCI EMに対する著作権およびその他知的財産権はすべてMSCI Inc.に帰属します。
(Photo:三菱UFJアセットマネジメント-stock.adobe.com)