情報提供資料2025年1月29日号
マーケットの動き
●日経平均株価は続落。米ナスダック急落の流れを引き継ぎ、半導体関連株が軟調。一方、銀行や不動産などの内需株は堅調を維持しTOPIXは小幅安に留まる。
●米国株は中国初のAI(人工知能)モデルを巡る警戒感が一巡し、大型ハイテク株を中心に反発。前日大幅下落したエヌビディアは前日比約+9%高。ただし、FOMC(連邦公開市場委員会)の結果発表控え様子見姿勢が強い。
●欧州株(ストックス欧州600指数)は上昇し史上最高値更新。ECB(欧州中央銀行)の利下げ観測が相場を支える。
●昨年11月の米S&Pコアロジック・ケースシラー住宅価格(前年比)は全米ベースで10月+3.6%→+3.8%と高い伸びが継続。主要な住宅ローン金利(30年固定金利)が高止まる中でも、消費者の住宅購入意欲は衰えず。
●為替市場ではドル高傾向が明確。トランプ米大統領は外国製半導体や医薬品に近く関税を発動し、一律関税は2.5%より高く設定すると発言。市場では米国の物価上昇が高止まりするとの見方からドル買いが優勢に。





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本日の注目点:企業決算に注目集まる、FOMCは波乱なしか
◆2024年10-12月期の米企業決算ではテクノロジー大手のメタとマイクロソフトが発表予定。中国初のAIモデルが市場を揺るがす中、今後計画される巨額投資の妥当性に注目集まるか。米1月FOMCは日本時間30日早朝に結果が公表、今回は利下げ見送りが確実視される。一方、年内に予想される利下げについては実施時期の明言を避け、新たな材料は限定的と予想。(清水)
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