情報提供資料2025年1月21日号
マーケットの動き
●日本株は反発。前週末の米ハイテク株高や日銀の利上げ観測を背景に、電気機器や輸送用機器、銀行など幅広い業種に買い。ただしトランプ氏の米大統領就任式を控え様子見姿勢から、上値を追う勢いは限定的。
●欧州株は小動きとなり、ストックス欧州600指数は前日比+0.05%。トランプ米大統領による就任直後の関税発動は見送る兆しが示されるなか、自動車株が上昇。
●米金融市場はキング牧師生誕記念日の祝日で株式や債券など一部が休場。トランプ氏が米国の第47代大統領に就任し2期目がスタート。就任演説では米国の「黄金時代」が始まるとし、自国の利益を優先させる考えを示し、実施を目指す措置の多くについて詳細を表明。
●一部報道では、トランプ大統領は就任初日に新たな関税の発動を発表せず、貿易政策の調査や中国などとの貿易関係の検証を連邦政府機関に指示する見通し。
●為替市場では関税発動見送りとの報道を受けて米ドルが下落。円は対ドルで上昇に転じ155円台半ばで推移。
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本日の注目点:1月の独ZEW景況感指数は期待が改善するか
◆1月の独ZEW景況感指数は、期待が+15.1(12月:+15.7)、現況が▲93.1(同▲93.1)の予想。期待指数は昨年9月を底に回復基調にあり、今年2月の総選挙を前に経済政策や利下げ継続への期待がマインドを下支えするとみられる。昨年11月の英平均週給(除くボーナス)の前年比は+5.5%(10月:+5.2%)の予想。賃金上昇率の再加速が確認され、英利下げ観測が後退する可能性も。(向吉)
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