情報提供資料2025年1月7日号
マーケットの動き
●日本株は続落。年末年始の連休中に米国株が低調だった事やトランプ新政権での経済見通しの不透明さが警戒された。トヨタなど自動車株の下落が目立つ。
●米国株は⼤型テクノロジー株が買われS&P500とナスダック総合が続伸。エヌビディアなど半導体株が上昇。
●⽶連邦準備理事会(FRB)のクック理事は、労働市場は想定よりも堅調でインフレは根強いと指摘し、追加利下げをより慎重に進めることが可能との⾒解を示唆。
●トランプ⽶次期⼤統領は、⽶国の輸⼊品全てに⼀律の関税を導⼊する計画について、側近が範囲の限定を検討しているとの⽶ワシントン・ポストの報道を否定。為替市場では同報道を受けて米ドルが軟調だった。
●欧州株は⼤幅上昇。ストックス欧州600指数は1%⾼。テクノロジー株や⾃動⾞、⾼級品関連銘柄が上昇。
●カナダのトルドー⾸相が辞意表明。足元の⽀持率が低迷、フリーランド副⾸相兼財務相が昨年12⽉に同首相との意⾒対⽴で辞任し党内から退陣圧⼒が強かった。





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本日の注目点:米ISMサービス業景気指数は改善見通し
◆12月の米ISMサービス業景気指数は53.5(11月:52.1)に上昇予想。11月は大きく低下しており、トランプ次期大統領の関税政策等への警戒が重荷となるも、追加利下げにより業況感の改善傾向が続く見込み。11月の米雇用動態調査(JOLTS)の求人件数は774.0万件(10月:774.4万件)とほぼ横ばいの予想。ならしてみれば求人件数は緩やかな減少傾向にあると考えられる。(向吉)
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