S&P500は6日ぶりに反発、米次期政権への期待等が株価を押し上げ

S&P500は6日ぶりに反発、米次期政権への期待等が株価を押し上げ

情報提供資料2025年1月6日号

マーケットの動き

●3日のS&P500は6日ぶりに反発。米下院議長選でジョンソン氏が再選され、トランプ次期政権による企業優遇策への期待が高まる。S&P500主要11業種すべてが上昇。テスラやエヌビディア等大型ハイテク株が好調。
●米国10年国債利回りは上昇。来週の利付国債入札や大量の社債発行を意識。ISM製造業景気指数が市場予想を上回り、仕入価格指数が上昇したことにも反応。
●ISM製造業景気指数(12月)は49.3(11月48.4)へ上昇。新規受注が52.5(同50.3)と2カ月連続で節目の50超え。生産も50.3(同46.8)、仕入価格も52.5(同50.3)へ上昇。
●米ドルは対円・ユーロで下落。WTI原油先物は続伸。中国景気低迷による需要悪化懸念が残るものの米原油在庫の減少や市場全般のリスク選好ムードが追い風に。
●デイリー米SF連銀総裁は「インフレ率は依然目標を大きく上回っている」、クーグラー米FRB理事は「我々の仕事は終わっていない」と4日の米経済会議で発言。

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今週の注目点:米雇用統計、FOMC議事録、さくらレポート

◆今週は10日の雇用統計(12月)が焦点。非農業部門雇用者数は前月差+16.0万人(11月+22.7万人)、失業率は4.2%(同4.2%)、平均時給の前月比は+0.3%(同+0.4%)と底堅い雇用環境が確認される見込み。8日の米FOMC議事録やウォラー米FRB理事講演など当局者発言も要注視。日本は9日の日銀さくらレポート(地域経済報告)での中小企業の賃上げ動向や9日の毎月勤労統計などから日銀による1-3月の利上げの可能性を探る展開か。(入村)

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