情報提供資料2024年12月30日号
マーケットの動き
●日経平均は3日続伸し大幅高。約5カ月ぶりに終値40,000円台を回復。前日の米国市場で一時1ドル158円台まで進んだ円安を受けて電機など輸出関連株が好調。
●S&P500は薄商いの中で続落。年末を控え利益確定の売りが広がり、S&P500主要11業種すべてが下落。一般消費財、情報技術、通信サービス株等が特に軟調。
●米国債利回りは2年が低下し10年が上昇。2-10年の利回り格差は0.2991%ptと2022年6月以来の水準へ上昇。先物市場(OIS)による来年1月の利下げ確率は10.8%。
●ドル円相場は前日米国時間の158円台の円安水準より切り返し。日本の加藤財務相が一方的な為替動向には対応すると発言。日銀会合「主な意見」(12月18-19日分)における「利上げ判断局面は近い」との意見も意識。
●インド・ルピーが軟調。終値1ドル85.541ルピーと最安値を更新。輸入企業の年末のドル需要が重し。中銀総裁交代で対ドル相場安定化方針に変化との観測も浮上。





(目次へ戻る)
今週の注目点:米ISM製造業景気指数、中国PMI
◆米国は3日にISM製造業景気指数(12月)を公表。地区連銀製造業景気指数は軟調であり、48.2(11月48.4)と低迷か。中国政府は31日にPMI(12月)を公表。9月以降の景気刺激策もあり足元の粗鋼生産量や主要港湾の貨物取扱量は底堅く拡大。製造業PMIは50.3(11月50.3)、非製造業PMIも50.2(同50.0)と節目の50を維持か。(入村)
本ページに関してご留意頂きたい事項
- 本ページは、投資環境等に関する情報提供のために三菱UFJアセットマネジメントが作成した資料であり、金融商品取引法に基づく開示資料ではありません。販売会社が投資勧誘に使用することを想定して作成したものではありません。
- 本ページの内容は作成時点のものであり、将来予告なく変更されることがあります。
- 本ページは信頼できると判断した情報等に基づき作成しておりますが、その正確性・完全性等を保証するものではありません。
- 各ページのグラフ・データ等は、過去の実績・状況または作成時点での見通し・分析であり、将来の市場環境の変動や運用状況・成果を示唆・ 保証するものではありません。また、税金・手数料等を考慮しておりません。
- 本ページに示す意見等は、特に断りのない限り本資料作成日現在の三菱UFJアセットマネジメント戦略運用部経済調査室の見解です。また、三菱UFJアセットマネジメントが設定・運用する各ファンドにおける投資判断がこれらの見解に基づくものとは限りません。
本ページで使用している指数について
- 「日経平均株価」に関する著作権、知的所有権、その他一切の権利は日本経済新聞社に帰属します。
- TOPIX(東証株価指数)、東証REIT指数に関する知的財産権その他一切の権利は株式会社JPX総研又は株式会社JPX総研の関連会社に帰属します。
- ドイツ「DAX®」:本指数は、情報提供を目的としており、売買等を推奨するものではありません。
- FTSE International Limited(“FTSE”)©FTSE。“FTSE®”はロンドン証券取引所グループ会社の登録商標であり、FTSE International Limitedは許可を得て使用しています。FTSE指数、FTSE格付け、またはその両方におけるすべての権利は、FTSE、そのライセンサー、またはその両方に付与されます。FTSEおよびライセンサーは、FTSE指数、FTSE格付け、もしくはその両方、または内在するデータにおける誤りや省略に対して責任を負わないものとします。FTSEの書面による同意がない限り、FTSEデータの再配布は禁止します。
- MSCIWORLD、MSCI EMに対する著作権およびその他知的財産権はすべてMSCI Inc.に帰属します。
(Photo:三菱UFJアセットマネジメント-stock.adobe.com)