円相場は一時1米ドル158円台と円安米ドル高地合い続く

円相場は一時1米ドル158円台と円安米ドル高地合い続く

情報提供資料2024年12月27日号

マーケットの動き

●日本株続伸。前日、自己資本利益率(ROE)目標を20%へ倍増との報道があったトヨタ自動車主導で輸送用機器がけん引。東証ベースの前日比はプライム+1.20%、スタンダード+0.57%、グロース+0.10%と大型株堅調。
●世界銀行は中国実質成長率予測を2024年:+4.9%(改訂前+4.8%)、2025年:+4.5%(同+4.1%)に上方修正。
●トルコ中銀は1年10カ月ぶりの利下げを実施(政策金利:50.0→47.5%)、利下げ幅は予想上回る。声明では会合毎に慎重に決定を下すと言及。トルコリラは小動き。
●米国株は、NYダウが休暇前24日比で上昇もS&P500は下落とまちまち。12月21日終了週の米新規失業保険申請件数は21.9万件と前週比小幅減少し低水準維持の一方、失業保険継続受給者数は191万人と予想以上に増加。労働市場は堅調も減速基調にあることを示唆。為替市場では、円が一時1米ドル158円台と円安米ドル高地合い。

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本日の注目点:日銀が追加利上げに慎重との見方は正しいか?

◆日本で12月東京都消費者物価を公表。前年比は総合が+2.9%、生鮮除くコアが+2.5%と加速予想。また日銀が12月金融政策決定会合における主な意見を公表。会合後の植田総裁会見で利上げ慎重との見方が強まり円安材料となっただけに、インフレ率上昇や日銀内部の議論を踏まえ、利上げ観測が変化するか注目。(瀧澤)

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