情報提供資料2024年12月26日号
マーケットの動き
●日経平均株価は小幅に反発。新規材料に欠ける中、クリスマス休暇入りに伴って市場参加者は少なく、3万9,000円を挟んでの往来に終始し、明確な方向感は出ず。
●日銀の植田総裁は講演で、12月金融政策決定会合後の記者会見時から変わらず、今後の経済・物価・金融情勢次第で緩和度合いを調整すると言及。2025年春闘や米次期政権の政策動向を注視するとした。慎重な利上げ姿勢が改めて確認されたことから、東京外国為替市場では小幅ながら円安・ドル高基調が継続。
●日本政府は2025年度予算案を固め、防衛費や社会保障費等の増加を背景に、一般会計総額は115.5兆円と過去最大に。税収も過去最高の78.4兆円を見込むも、歳出を賄えず、新規国債発行額は28.6兆円程度を想定。27日にも、予算案を閣議決定する見込み。
●中国人民銀行(中央銀行)は、事前予想の通り、中期貸出ファシリティ(MLF)の1年物金利を2.00%に据え置き。





(目次へ戻る)
本日の注目点:トルコは1年10カ月ぶりの利下げに踏み切れるか
◆トルコでは、金融政策の発表が予定され、政策金利引き下げ(50.00%⇒48.25%)の可能性に注目。同国の7-9月期実質GDPは前期比▲0.2%と2四半期連続でマイナス成長。前回11月会合ではインフレ改善に言及し、近くの利下げに含みを持たせた。景気低迷を受けて利下げ観測が高まる一方、ドル高リラ安やインフレ再加速への警戒はくすぶり、利下げに踏み切れるか注目。(吉永)
本ページに関してご留意頂きたい事項
- 本ページは、投資環境等に関する情報提供のために三菱UFJアセットマネジメントが作成した資料であり、金融商品取引法に基づく開示資料ではありません。販売会社が投資勧誘に使用することを想定して作成したものではありません。
- 本ページの内容は作成時点のものであり、将来予告なく変更されることがあります。
- 本ページは信頼できると判断した情報等に基づき作成しておりますが、その正確性・完全性等を保証するものではありません。
- 各ページのグラフ・データ等は、過去の実績・状況または作成時点での見通し・分析であり、将来の市場環境の変動や運用状況・成果を示唆・ 保証するものではありません。また、税金・手数料等を考慮しておりません。
- 本ページに示す意見等は、特に断りのない限り本資料作成日現在の三菱UFJアセットマネジメント戦略運用部経済調査室の見解です。また、三菱UFJアセットマネジメントが設定・運用する各ファンドにおける投資判断がこれらの見解に基づくものとは限りません。
本ページで使用している指数について
- 「日経平均株価」に関する著作権、知的所有権、その他一切の権利は日本経済新聞社に帰属します。
- TOPIX(東証株価指数)、東証REIT指数に関する知的財産権その他一切の権利は株式会社JPX総研又は株式会社JPX総研の関連会社に帰属します。
- ドイツ「DAX®」:本指数は、情報提供を目的としており、売買等を推奨するものではありません。
- FTSE International Limited(“FTSE”)©FTSE。“FTSE®”はロンドン証券取引所グループ会社の登録商標であり、FTSE International Limitedは許可を得て使用しています。FTSE指数、FTSE格付け、またはその両方におけるすべての権利は、FTSE、そのライセンサー、またはその両方に付与されます。FTSEおよびライセンサーは、FTSE指数、FTSE格付け、もしくはその両方、または内在するデータにおける誤りや省略に対して責任を負わないものとします。FTSEの書面による同意がない限り、FTSEデータの再配布は禁止します。
- MSCIWORLD、MSCI EMに対する著作権およびその他知的財産権はすべてMSCI Inc.に帰属します。
(Photo:三菱UFJアセットマネジメント-stock.adobe.com)