米国株は上値重い展開、米景気指標は強弱混在する内容に

米国株は上値重い展開、米景気指標は強弱混在する内容に

情報提供資料2024年12月20日号

マーケットの動き

●日本株続落。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げペース減速見通しを受けた米株安が重しに。
●日銀金融政策会合は政策金利0.25%の据え置きを決定。植田日銀総裁は記者会見で来年春闘に向け賃金動向についてもう少し情報が必要と言及。日銀の早期利上げ観測後退で、円相場は一時1米ドル157円台後半に下落。
●英ポンドは対米ドルで軟調。英中銀は政策金利4.75%に据え置くも、参加者9名中3名が利下げを主張し来年2月利下げ観測高まる。またノルウェー中銀は同4.50%に据え置く一方、スウェーデン中銀は同2.50%に引き下げ。
●米国株はNYダウが11日ぶり上昇もS&P500が3日続落と全体で低調。米経済指標は11月中古住宅販売件数が前月比+4.8%と大幅増、景気先行指数が前月比+0.3%と2022年2月以来の上昇も、12月フィラデルフィア連銀製造業景気指数が▲16.4に急低下し製造業不振を再確認。

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本日の注目点:再び米インフレ指標への関心が高まる環境に

◆米国で11月個人消費支出(PCE)を公表。予想(前月比+0.5%)通りなら景気良好との見方で株式市場も安堵か。他方、インフレ指標のPCEデフレーターは総合が前年比+2.5%(10月:+2.3%)、食品・エネルギー除くコアが同+2.9%(同+2.8%)へ加速予想。FOMCがインフレ警戒を強めるなか、米金利上昇を誘う可能性も。(瀧澤)

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