情報提供資料2024年12月19日号
マーケットの動き
●日本株は4日続落。日米金融政策決定会合を前に持ち高調整売りが優勢。日産自動車とホンダの経営統合に向けた協議を受け、業界再編期待から自動車株が堅調。
●米国株は続落。米国債利回りは短中期主導で上昇。米連邦公開市場委員会(FOMC)は利下げを決定、来年の利下げペース鈍化を示唆したタカ派姿勢を市場は嫌気。
●米半導体マイクロン・テクノロジーは2024年12月-2025年2月の売上高見通しが約$79億(予想$89.9億)とスマホ・PC需要低迷で下振れ、時間外取引で一時11%安。
●12月米FOMCは市場予想通り0.25%ptの利下げを決定(政策金利:4.25~4.50%)。他方、FOMC参加者の政策金利見通し(中央値)が示唆する利下げ回数は2025年が4→2回と9月FOMCから下方修正。2026年が2回→2回、2027年が0回→1回に。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は会見で今回の決定を際どい判断だったとし、今後はインフレ進展を見極めて慎重に進む必要があると発言。
●11月英消費者物価(CPI)は総合が前年比+2.6%(予想+2.6%)、サービスが同+5.0%(同+5.1%)と高止まり継続。





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本日の注目点:日銀政策決定会合結果と総裁会見
◆日銀政策決定会合(18-19日開催)の結果が公表。会合前に利上げ見送り報道が相次ぎ、市場は政策金利の無担保コール翌日物金利が0.25%で据え置かれると見込んでいる。足元の経済物価情勢は日銀見通しに沿うものの、先行きは米トランプ次期政権の政策影響や春闘の賃上げ動向など不透明要因もあり、植田総裁の記者会見では来年の利上げ見通しを巡る発言に注目。(田村)
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