ECBは3会合連続で利下げを決定

ECBは3会合連続で利下げを決定

情報提供資料2024年12月13日号

マーケットの動き

●日本株上昇。日経平均株価は4日続伸し一時4万円を回復。米国の消費者物価が無難な内容となり12月利下げ観測が高まったことを受けた米ハイテク株高を好感。
●スイス中銀は予想外の0.50%利下げ実施(政策金利は0.50%)。同国の2025年インフレ率予測を大幅下方修正。
●欧州中銀(ECB)は3会合連続で利下げ実施(中銀預金金利は3.00%)。ユーロ圏の実質成長率予測を2025年:+1.1%(9月:+1.3%)、2026年:+1.4%(同+1.5%)に下方修正。声明文から「金利を十分に景気抑制的な水準に維持」との文言が削除され利下げ継続を示唆。ラガルドECB総裁は0.50%利下げが議論されたことも言及。
●米国株下落。業種別では一般消費財・サービス、小型株軟調。米国の12月7日終了週の新規失業保険申請件数は24.2万件と予想外に増加し労働市場軟化を示唆。11月生産者物価(最終需要)は前年比+3.0%と前回比で加速。

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本日の注目点:日銀短観は12月利上げ見送りの見方強めるか

◆日本で日銀短観12月調査を公表。大企業製造業業況判断DIは現在+13(9月:+13)、先行き+12(同+14)と頭打ち予想。日銀内では春闘の賃上げ動向、海外景気や米トランプ新政権の影響などを見極めた上で政策判断すべきとの慎重論も強まるなか、次週18-19日金融政策会合での利上げ見送り観測を強めるか注目。(瀧澤)

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