情報提供資料2024年12月9日号
マーケットの動き
●日経平均は5日ぶりに反落。前日の米国市場でのハイテク株安を受けて半導体関連株が軟調。4日連騰からの反動や米雇用統計を控えた持ち高調整の売りも。
●S&P500は反発し高値を更新。米雇用統計等を受けて米利下げ期待が高まり株価を支援。先物市場(OIS)による12月の利下げ確率は84.6%(前日70.4%)へ上昇。
●米国10年債利回りは低下。11月の米雇用統計は非農業部門雇用者数が前月差+22.7万人(10月+3.6万人)とハリケーンや大規模ストで鈍化した前月より回復。失業率は4.2%(同4.1%)、平均時給前月比は+0.4%(同+0.4%)。
●デイリー米SF連銀総裁は労働市場は引き続き健全と発言。ボウマン米FRB理事はインフレの鈍化が停滞しており利下げは慎重かつ漸進的に進めたいと発言。
●米ドルは対ユーロで上昇。ブラジル・レアルが下落。市場を失望させた歳出削減計画について政府高官が「問題なし」と発言との報道から財政悪化懸念が再燃。





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今週の注目点:ECB理事会、米国消費者物価、日銀短観等
◆12日のECB理事会は政策金利を0.25%pt引き下げる見込み。景気物価見通しが下方修正されるか、会合後の総裁会見がハト派的なものとなるか等に注目。来週17-18日に米FOMCを控えFRB高官は発言自粛期間入り。米国は11日に消費者物価(11月)を公表。11日にはブラジル中銀が政策金利を12%へ0.75%pt引き上げと、2回連続で利上げ幅を拡大する見込み。来週18-19日に日銀会合を控える日本では、13日の日銀短観(12月)に注目。(入村)
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