S&P500はハイテク株主導で上昇し最高値を更新

S&P500はハイテク株主導で上昇し最高値を更新

情報提供資料2024年12月3日号

マーケットの動き

●日本株は反発。日銀の12月利上げ観測高まり、金利高が追い風となる銀行など金融株上昇。電機や自動車、商社株なども買われ、東証33業種は小売業以外は上昇。
●NYダウは反落するも、S&P500はハイテク株主導で上昇し最高値更新。テクノロジー、通信サービスが高い。
●11月の米ISM製造業景気指数は48.4(10月:46.5)と、好不況の境目の50を下回るも市場予想を上回った。新規受注が8カ月ぶりに50超となり、景況感の改善を示唆。
●米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は、現在の金融政策は十分に制約的であり、今月17-18日の連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを支持する考えを示唆。
●欧州株はストックス欧州600指数が0.7%高。カザークス・ラトビア中銀総裁が、欧州中央銀行は来週、大幅な利下げを議論する見込みと発言、利下げ期待高まる。
●為替市場では円が対米ドルで上昇。年内に米国は利下げし、日銀は利上げするとの観測が広がり、日米の金利差縮小を意識した円買い・ドル売りが強まる。

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本日の注目点:米国の10月JOLTS求人件数は増加予想

◆クーグラーFRB理事の講演、グールズビー・シカゴ連銀総裁の会議閉会の辞が予定される。12月のFOMCに向けた発言が注目される。10月の米雇用動態調査(JOLTS)は求人件数が751.9万件と9月:744.3万件から増加する予想。ただし、求人数は足元では減少傾向にあり、9月は南部を中心にハリケーンの影響で前月より減少しており、10月の増加幅も小幅にとどまるとみられる。(向吉)

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