情報提供資料2024年11月20日号
マーケットの動き
●日本株は上昇。日銀が早ければ年内に利上げに踏み切るとの見方から銀行や証券など金融株の上昇が目立つ。出版大手のカドカワは買収観測等からストップ高。
●ウクライナ軍はロシアに対し米国が供給した長距離ミサイル(ATACMS)を使用。ロシアは核兵器の使用基準を引き下げたことで、地政学リスクが悪化。安全資産が買われる動きとなり、米ドル円は一時153円台に上昇。
●米国株はまちまち。半導体大手エヌビディアの決算への楽観が相場をけん引。米10年国債利回りはウクライナとロシアを巡る地政学リスク等を意識し低下した。
●トランプ次期政権は商務長官にルトニック氏の起用を発表。同氏は関税の引き上げを主導する見通し。
●欧州株は総じて下落。地政学リスクが嫌気される。
●豪中銀は11月金融政策決定会合の議事要旨を公表し根強い物価上昇への警戒感から金融政策を抑制的な水準に据え置くとした。また、米経済政策の大幅変更をリスク要因として挙げ関税等の影響を懸念するとした。





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本日の注目点:エヌビディア決算で半導体への懸念晴れるか
◆半導体大手エヌビディアの8-10月期決算が発表予定。同社は今月8日から半導体大手インテルに代わってNYダウ構成銘柄に採用されており、決算の注目度も高い。市場では増収増益が確実視されており、先行きの見通しなどに注目が集まる。半導体関連株は米新政権の動向を意識して先行きの事業環境を懸念し上値が重いことから、停滞感を打破できるかがポイント。(清水)
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