米小売売上高など好調な景気指標受け、円相場は1米ドル150円台に

米小売売上高など好調な景気指標受け、円相場は1米ドル150円台に

情報提供資料2024年10月18日号

マーケットの動き

●日本株続落。世界的半導体大手の台湾積体電路製造(TSMC)決算は良好も、オランダ半導体製造装置大手ASMLホールディング業績不調発の悪い流れ払拭できず。
●豪ドル上昇。豪州の9月雇用者数は前月差+6.4万人と予想上回る。労働市場の安定示され豪利下げ期待後退。
●欧州中銀(ECB)理事会は2会合連続で利下げ(預金ファシリティ金利:3.50%→3.25%)。ラガルドECB総裁は経済成長、インフレに対するリスクは下向きとの見解示唆。市場は次回12月理事会での利下げを織り込む。
●米国株はNYダウが最高値更新。米国の9月小売売上高は前月比+0.4%、10月フィラデルフィア連銀製造業景気指数は+10.3、NAHB住宅市場指数は43と予想以上に改善し景気の堅調さを、10月12日終了週の新規失業保険申請件数は24.1万件へ減少し労働市場の安定感を示す。米ドル円相場は終値で2カ月半ぶりの1米ドル150円台に。

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本日の注目点:中国景気持ち直しの兆候が確認できるか

◆中国が主要景気指標を公表。実質GDPが4-6月期:前年比+4.7%→7-9月期予想:+4.5%と小幅減速、鉱工業生産が8月:前年比+4.5%→ 9 月予想:+4.6%、小売売上高が同+2.1%→+2.5%、都市部固定資産投資(年初来)が同+3.4%→+3.3%と低調。期待先行の中国株高一巡のなか、市場が一段の内需喚起策を催促する流れか。(瀧澤)

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