日米株は重要イベント控え、慎重な動きが続く

日米株は重要イベント控え、慎重な動きが続く

情報提供資料2024年9月11日号

マーケットの動き

●日本株は続落。一時は前日の米国株高を背景に上昇も、米大統領選候補者TV討論会や物価指標などの注目イベントを控え方向感出ず。為替も143円台で横ばい。
● 7月の英雇用統計が公表され、賃金上昇率の減速と失業率の低下(6月:4.2%→4.1%)が示される。英中銀の金融緩和路線継続が意識され、英10年国債利回りは低下。
●米国株はまちまち。ハイテク株などが値ごろ感から反発も、米大統領選候補者TV討論会や物価指標の発表を控え市場全体では上値が重い推移が続いた。米10年国債利回りは3年債の入札堅調などから3.6%台に低下。
●米連邦準備理事会(FRB)のバー副議長(銀行監督担当)は銀行に対する資本規制の強化案を大幅に修正し、資本要件の引き上げ幅を当初計画から縮小すると発表。
●台湾の半導体生産大手TSMCが発表した8月の売上高が2,509億台湾ドル(約1.1兆円)となり前年同月比で+33%と7月(同+45%)からは鈍化も、高成長の持続を示唆した。

目次へ戻る

本日の注目点:米大統領選候補者TV討論会、米8月CPI

◆米大統領選候補者TV討論会は日本時間の午前10時から開催予定。この他、米8月消費者物価指数(CPI)は前月比ベースで総合は7月:+0.2%→+0.2%、エネルギー・食品を除くコアも同:+0.2%→+0.2%と伸び率は横ばいが見込まれる。来週の9月米連邦公開市場委員会(FOMC)を目前に控えるなか、インフレ圧力の順当な沈静化が確認されれば米株式市場の警戒感も和らぐか。(清水)

本ページに関してご留意頂きたい事項
  • 本ページは、投資環境等に関する情報提供のために三菱UFJアセットマネジメントが作成した資料であり、金融商品取引法に基づく開示資料ではありません。販売会社が投資勧誘に使用することを想定して作成したものではありません。
  • 本ページの内容は作成時点のものであり、将来予告なく変更されることがあります。
  • 本ページは信頼できると判断した情報等に基づき作成しておりますが、その正確性・完全性等を保証するものではありません。
  • 各ページのグラフ・データ等は、過去の実績・状況または作成時点での見通し・分析であり、将来の市場環境の変動や運用状況・成果を示唆・ 保証するものではありません。また、税金・手数料等を考慮しておりません。
  • 本ページに示す意見等は、特に断りのない限り本資料作成日現在の三菱UFJアセットマネジメント戦略運用部経済調査室の見解です。また、三菱UFJアセットマネジメントが設定・運用する各ファンドにおける投資判断がこれらの見解に基づくものとは限りません。


本ページで使用している指数について
  • 「日経平均株価」に関する著作権、知的所有権、その他一切の権利は日本経済新聞社に帰属します。
  • TOPIX(東証株価指数)、東証REIT指数に関する知的財産権その他一切の権利は株式会社JPX総研又は株式会社JPX総研の関連会社に帰属します。
  • ドイツ「DAX®」:本指数は、情報提供を目的としており、売買等を推奨するものではありません。
  • FTSE International Limited(“FTSE”)©FTSE。“FTSE®”はロンドン証券取引所グループ会社の登録商標であり、FTSE International Limitedは許可を得て使用しています。FTSE指数、FTSE格付け、またはその両方におけるすべての権利は、FTSE、そのライセンサー、またはその両方に付与されます。FTSEおよびライセンサーは、FTSE指数、FTSE格付け、もしくはその両方、または内在するデータにおける誤りや省略に対して責任を負わないものとします。FTSEの書面による同意がない限り、FTSEデータの再配布は禁止します。
  • MSCIWORLD、MSCI EMに対する著作権およびその他知的財産権はすべてMSCI Inc.に帰属します。

(Photo:三菱UFJアセットマネジメント-stock.adobe.com)

人気ランキング