日経平均は過去最大の上げ幅、米恐怖指数も大幅に低下し市場心理改善

日経平均は過去最大の上げ幅、米恐怖指数も大幅に低下し市場心理改善

情報提供資料2024年8月7日号

マーケットの動き

●日本株は大幅反発。日経平均は前日比+10%高と、全33業種に対して買いが入る。市場不安を受け、日銀・財務省・金融庁は三者会合を行い緊密な連携を確認。
●日本の10年国債入札は需要の弱さを示す。需要の強さをみるテール(落札価格の最低と平均の差)は、2003年来の大きさとなり投資家の慎重姿勢が鮮明となる結果。
●豪中銀(RBA)は政策金利の据え置きを決定。ブロックRBA総裁は年内の利下げに否定的な姿勢を示したものの、市場参加者は年内の利下げ開始予想を維持した。
●米株式市場は上昇。市場の不安心理を表すVIX指数(恐怖指数)は前日比急低下し、幅広い業種が買われる。米10年国債利回りは、急低下から反発も依然3.8%台。
●6日、ハリス米副大統領は2024年大統領選の副大統領候補にミネソタ州のティム・ワルツ知事を指名した。
●レバノンの親イラン組織ヒズボラがイスラエルへ向け複数のドローンで攻撃し、地政学的な緊張が高まる。

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本日の注目点:米景気悪化懸念が和らぐかに注目

◆内田日銀副総裁が金融経済懇談会に出席予定。足元の日本株市場の乱高下への見方や、先行きの金融政策に関する示唆があるか注目。米国ではNY連銀が6日に公表した4-6月期の信用状況調査で、各種ローンの増加傾向が示されるも、支払いの延滞率は前期から横ばい水準で信用環境の悪化は限定的。本日発表の6月消費者信用残高も堅調なら景気への不安が和らぐか。(清水)

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