日米金融政策の公表控え神経質な動き、マイクロソフトの株価が時間外で下落

日米金融政策の公表控え神経質な動き、マイクロソフトの株価が時間外で下落

情報提供資料2024年7月31日号

マーケットの動き

●日本株はまちまち。日米の金融政策決定会合を控え方向感のない動きが続く。債券市場では日銀利上げ予想後退などから国内10年債利回りが1.0%を割る局面も。
●イスラエル軍はレバノンの首都を攻撃し、親イラン民兵組織ヒズボラの指導者の殺害に成功したと公表。
●金融市場では地政学リスク懸念から金や米国債などが買われ、米ドル円は155円台→152円台に円が急騰。
●米国株はまちまち。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を前に神経質な動きが続く。米ソフトウェア大手マイクロソフトが決算を発表し、売上高は四半期ベースで過去最高となるも、クラウド部門の売上高の伸びが市場予想に届かず、株価は時間外で一時8%安。
●6月の米雇用動態調査(JOLTS)は求人件数が818.4万件(5月:823万件)と前月から減少も、5月分が上方修正されたことで、労働市場の底堅さが意識される結果に。
●英10年国債利回りは8月1日の英金融政策委員会を前に低下基調続く。市場は9月の利下げをほぼ織り込む。

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本日の注目点:日米の金融政策決定会合が相次いで結果発表

◆日銀金融政策決定会合は、国債買い入れを減額する見込み。減額される年限や規模に注目。「0.25%への追加利上げを検討」との大手新聞の報道も。三村新財務官は「円安はデメリットが大きい」と発言。日本時間の8月1日未明には米FOMCの結果も公表予定。市場は利下げ時期の予想を巡り神経質な動きとなっており、為替相場の急変動に要注意。(清水)

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