情報提供資料2024年5月31日号
マーケットの動き
●日本株は日経平均株価の下落幅が一時900円を超えるなど軟調。日銀の早期利上げ、米国の利下げ先送り観測による国内外金利上昇を嫌気し半導体株中心に下落。
●円は対米ドルで156円台に反発、ユーロは小じっかり。ユーロ圏の4月失業率は6.4%と予想外に改善、5月経済信頼感指数は96.0と予想やや下回るも景気安定化を示唆。
●米国株下落。顧客管理ソフト大手セールスフォースの業績見通しが市場予想を下回り、ハイテク株主導で軟調。米経済指標は、1-3月期実質GDP改定値が前期比年率+1.3%に下方修正、4月中古住宅販売仮契約指数が前月比▲7.7%と予想以上に減少、5月25日終了週の新規失業保険申請件数が21.9万件に小幅増と景気軟化を示唆。
●石油輸出国機構(OPEC)プラスは非公式協議で現行の協調減産幅(日量約200万バレル)を年後半まで延長する計画を議論。2025年まで延長する可能性も検討か。





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本日の注目点:米インフレ指標受け利下げ見通しは固まるか?
◆米国で4月個人消費支出(PCE)デフレーターを公表。前年比は総合+2.7%、食品・エネルギー除くコア+2.8%と3月から横ばいの予想。予想比上振れなら利下げ期待後退、下振れなら利下げ期待再燃か。6月2日の石油輸出国機構(OPEC)プラス閣僚級会合にも注目。協調減産継続なら原油価格の下値は固くなる見込み。(瀧澤)
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