米国株下落、米景気減速・インフレ加速の兆候を嫌気

米国株下落、米景気減速・インフレ加速の兆候を嫌気

情報提供資料2024年4月26日号

マーケットの動き

●日本株は大幅反落。米メタ・プラットフォームズ決算で売上高見通しが予想を下回り、米国株が時間外取引で大幅安となり嫌気。円相場は1米ドル155円台後半まで円安進行も、円買い介入への警戒感もあり一進一退。
●米国株下落。1-3月期実質GDPが昨年10-12月期:前期比年率+3.4%→+1.6%へ減速かつ予想+2.4%を下回る一方、インフレ指標の個人消費支出(PCE)デフレーターは総合が同+1.8%→+3.4%、食品・エネルギー除くコアが同+2.0%→+3.7%と加速。景気・物価安定の楽観論後退。
●米1-3月期企業決算はまちまち。AI需要を背景にクラウド事業が好調なマイクロソフトとアルファベットは予想上回る増収増益。アルファベットは創業以来初の配当実施。一方、IBMや建設機械キャタピラーは低調。
●トルコ中銀は主要政策金利を50.0%で据え置き。5月にインフレ率がピークを打つと予測し利上げ休止示唆。

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本日の注目点:日銀は賃金・物価の好循環に自信見せるか?

◆日銀が金融政策決定会合結果と経済・物価情勢の展望(展望レポート)を公表。注目は消費者物価総合(生鮮除く)前年比の政策委員見通しで中央値(前回1月時点は2024年度:+2.4%、2025年度:+1.8%)の引き上げや、新たに発表される2026年度見通しが+2.0%程度となれば、追加利上げ観測で国内金利上昇・円安一服も。(瀧澤)

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