円は対米ドルで一時155円37銭と約34年ぶり安値を更新

円は対米ドルで一時155円37銭と約34年ぶり安値を更新

情報提供資料2024年4月25日号

マーケットの動き

●日本株は堅調。前日の米国市場引け後に決算を公表した米テスラや米テキサス・インスツルメンツが時間外取引で買われ、投資家心理が改善。半導体株が急伸。
●米国株はまちまち。主要ハイテク企業決算や1-3月期実質GDP公表控え様子見。米メタ・プラットフォームズは時間外取引で一時▲11%と急落。通期支出見通しは上方修正も、4-6月期の売上見通しが市場予想に届かず。
●独10年国債利回りは一時5カ月ぶり高水準。欧州中央銀行(ECB)政策委員会のナーゲル独連銀総裁は6月利下げを支持しつつも、インフレ率を巡る不確実性が伴う中、その後は一連の利下げが続くとは限らないと発言。
●豪ドルは上昇。1-3月期の豪消費者物価(CPI)トリム平均上昇率は前年比+4.0%(予想+3.8%)と豪中銀の2-3%の目標レンジを大幅に上回り、年内の利下げ観測が消滅。
●米ドルは上昇。米5年国債入札はまずまずも米金利が上昇。円は対米ドルで一時155円37銭と約34年ぶり安値を更新、日米金利差に着目した円売りドル買いが優勢。

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本日の注目点:米ハイテク企業決算、1-3月期米実質GDP

◆1-3月期の米企業決算が本格化、本日はアマゾン・ドットコムやアルファベット、インテル、マイクロソフトなど主要ハイテク企業が発表。4月以降は米国株の調整色が強まる中、人工知能向け半導体需要への熱狂が続く様な力強いガイダンスが示されるか注目。1-3月期米実質GDP成長率は前期比年率+2.5%と7期連続プラスとなる見込み、米金利は下げ渋る展開続くか。(田村)

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