大手ハイテク企業の決算への期待で米国株は上昇

大手ハイテク企業の決算への期待で米国株は上昇

情報提供資料2024年4月23日号

マーケットの動き

●日本株は反発。中東情勢悪化への警戒感が和らぎ、先週大きく下げた反動の買いが優勢。電力や金融、鉄鋼など割安株中心に買われる一方で、半導体株は下落。
●米国株は上昇。S&P500とナスダック総合は7営業日ぶりに反発。主要企業の決算発表を控え、大手ハイテク決算に期待。S&P500は主要11セクター全てが上昇。
●欧州株は反発。ストックス欧州600指数は前日比+0.6%。中東情勢を巡る緊張が緩和する兆しを好感。
●NY原油先物は小幅安。中東情勢を巡る不安が和らいだことや、景気の先行き懸念を背景とした売りが優勢。金相場は逃避先としての需要が低下し大幅反落。
●為替市場ではドル円相場が1ドル=154円80銭台に上昇し、約34年ぶりの円安ドル高水準を再び更新。市場参加者は、米連邦準備理事会(FRB) が高水準の金利を予想よりも長期間維持する可能性を意識しつつ、円安阻止に向けた日本当局による介入への警戒を続ける展開。

目次へ戻る

本日の注目点:米・ユーロ圏の4月PMIは改善見通し

◆主要国の4月PMIが公表。米国は製造業が52.0(3月:51.9)、サービス業は52.0(同51.7)の予想。ともに節目の50を上回り米経済の堅調を示す見通し。ユーロ圏は製造業が46.5(3月:46.1)、サービス業が51.8(同51.5)の予想。好調なサービス業に対し、製造業の低迷が見込まれる。3月の米新築住宅販売件数は前月比+1.1%(2月:▲0.3%)と中古住宅の在庫不足を背景に底堅い見通し。(向吉)

本ページに関してご留意頂きたい事項
  • 本ページは、投資環境等に関する情報提供のために三菱UFJアセットマネジメントが作成した資料であり、金融商品取引法に基づく開示資料ではありません。販売会社が投資勧誘に使用することを想定して作成したものではありません。
  • 本ページの内容は作成時点のものであり、将来予告なく変更されることがあります。
  • 本ページは信頼できると判断した情報等に基づき作成しておりますが、その正確性・完全性等を保証するものではありません。
  • 各ページのグラフ・データ等は、過去の実績・状況または作成時点での見通し・分析であり、将来の市場環境の変動や運用状況・成果を示唆・ 保証するものではありません。また、税金・手数料等を考慮しておりません。
  • 本ページに示す意見等は、特に断りのない限り本資料作成日現在の三菱UFJアセットマネジメント戦略運用部経済調査室の見解です。また、三菱UFJアセットマネジメントが設定・運用する各ファンドにおける投資判断がこれらの見解に基づくものとは限りません。


本ページで使用している指数について
  • 「日経平均株価」に関する著作権、知的所有権、その他一切の権利は日本経済新聞社に帰属します。
  • TOPIX(東証株価指数)、東証REIT指数に関する知的財産権その他一切の権利は株式会社JPX総研又は株式会社JPX総研の関連会社に帰属します。
  • ドイツ「DAX®」:本指数は、情報提供を目的としており、売買等を推奨するものではありません。
  • FTSE International Limited(“FTSE”)©FTSE。“FTSE®”はロンドン証券取引所グループ会社の登録商標であり、FTSE International Limitedは許可を得て使用しています。FTSE指数、FTSE格付け、またはその両方におけるすべての権利は、FTSE、そのライセンサー、またはその両方に付与されます。FTSEおよびライセンサーは、FTSE指数、FTSE格付け、もしくはその両方、または内在するデータにおける誤りや省略に対して責任を負わないものとします。FTSEの書面による同意がない限り、FTSEデータの再配布は禁止します。
  • MSCIWORLD、MSCI EMに対する著作権およびその他知的財産権はすべてMSCI Inc.に帰属します。

(Photo:三菱UFJアセットマネジメント-stock.adobe.com)

人気ランキング