情報提供資料2024年4月2日号
マーケットの動き
●日本株は反落。新年度に入り前年度の利益を確定する売りが出やすい中、3月日銀短観で業況判断が悪化した自動車のほか、銀行や証券といった金融株が安い。
●NYダウとS&P500は下落。ISM製造業景気指数の強い内容を受け、米利下げ観測が後退。金利スワップ市場では6月の利下げ確率が一時50%割れ。米国債利回りは全年限で上昇。大手テクノロジー株はまちまちの動き。
●3月の米ISM製造業景気指数は50.3(2月:47.8)に上昇し2022年9月以来の拡大圏。生産の急回復と需要増が寄与。一方、仕入れ価格も上昇しインフレ圧力の根強さ示唆。
●為替市場では米利下げ観測の後退で米ドルが上昇。円は対ドルで下落し、一時1ドル=151円80銭に迫る動き。鈴木財務相は、円相場について行き過ぎた動きにはあらゆる手段を排除せず、適切な対応を取ると発言。
●NY原油先物は続伸。米原油供給ひっ迫見通しやイスラエルの在シリアイラン大使館空爆で中東情勢を懸念。





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本日の注目点:米雇用動態調査は求人数の減少を示す見通し
◆2月の米雇用動態調査(JOLTS)は、求人件数が873.0万件と1月の886.3万件から減少し、緩やかな減少傾向が確認される見通し。講演・討論会における、NY連銀・ウィリアムズ総裁、クリーブランド連銀・メスター総裁、サンフランシスコ連銀・デイリー総裁の利下げに関する発言に注目。3月の独消費者物価(EU基準)は前年比+2.4%(2月:+2.7%)と3カ月連続で減速する見通し。(向吉)
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