株式市況は材料待ちの展開、米国株は取引終盤にかけて下落

株式市況は材料待ちの展開、米国株は取引終盤にかけて下落

情報提供資料2024年3月27日号

マーケットの動き

●日本株はまちまち。高値警戒感がくすぶるなか、今週後半に発表される米物価指標を控え、様子見の姿勢。
●為替相場では円安が継続し、1ドル151円台で推移。25日の神田財務官に続き、鈴木財務相からも円安に対するけん制発言がみられ、為替相場の膠着感強まる。
●米国株は取引終盤にかけて軟調となり下落。エヌビディアなど半導体関連の利益確定売りに押される展開。米10年国債利回りは堅調な国債入札などから金利低下。
●欧州株(ストックス欧州600指数)は市場最高値を更新。市場は今年6月会合での利下げ実施をほぼ織り込む格好。
●3月米消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)は2月:104.8→104.7とやや軟化。雇用に関する見方に弱さも。
●3月の豪州消費者信頼感指数は2月86.0→84.4へ低下。豪中銀の金融引き締め姿勢の維持が景況感のおもしに。
●金価格の上昇が続く。米利下げ観測の高まりを背景に、2,200ドル/トロイオンス突破へ一進一退の動き続く。

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本日の注目点:ウォラーFRB理事講演は利下げのヒントあるか

◆ウォラーFRB理事がNY経済クラブにて景気見通しに関する講演を行う予定。同氏の発言は先行きの金融政策を占う上で示唆が多く、今年に入って予想を上振れしている物価指標などへの言及に注目。ただし、26日に発生した全米最大級の港湾ボルティモアの大型橋崩落事故は今後物流遅延などから物価・生産活動のかく乱に繋がる可能性高く、今後の影響に注目。(清水)

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