日経平均は最高値を更新、S&P500は小反落、人民元相場が軟調

日経平均は最高値を更新、S&P500は小反落、人民元相場が軟調

情報提供資料2024年3月25日号

マーケットの動き

●日経平均は4日続伸し終値で最高値を更新。前日の米株高や円高進行などを好感。上げ幅は一時270円を超え、初の4万1,000円台へ。自動車など輸出株が好調。
●S&P500は小反落。スポーツ用品大手のナイキが▲6.9%と軟調。前日公表の弱気な売上高見通しを嫌気。
●米10年国債利回りは低下。先物市場(OIS)の織り込む6月の米利下げ確率は87%(前日78%)へ上昇。やや軟調な米企業決算や弱気な業績見通しも意識された模様。
●WTI原油先物は3日続落。無人機攻撃によるロシア製油所の稼働率低下や制裁対象海運会社からのロシア産原油受取をインドが停止等の動きはあれど、OPECプラス以外の産油国の増産や軟調な中国景気などを意識。
●米ドルが対ユーロで上昇。海外人民元(CNH)は対米ドルで▲0.76%下落し約4カ月ぶりの安値。当局が国内人民元(CNY)の対ドル基準値を2週間半ぶりに7.1元台に引き下げ。景気低迷下で相場下落を容認との観測も。

目次へ戻る

今週の注目点:日米当局者発言、米物価指数、中国PMI

◆日銀は28日に先週の政策会合の「主な意見」を公表。27日にはタカ派の田村日銀審議委員の講演もあり、年内追加利上げを連想させる発言があれば円高進行も。米FRB関連では27日にウォラー理事の講演、29日にパウエル議長の討議参加を予定。米国は29日に2月の個人消費支出(PCE)とPCEデフレーターを公表。中国政府は31日に3月のPMI(製造業・非製造業)を公表予定。(入村)

本ページに関してご留意頂きたい事項
  • 本ページは、投資環境等に関する情報提供のために三菱UFJアセットマネジメントが作成した資料であり、金融商品取引法に基づく開示資料ではありません。販売会社が投資勧誘に使用することを想定して作成したものではありません。
  • 本ページの内容は作成時点のものであり、将来予告なく変更されることがあります。
  • 本ページは信頼できると判断した情報等に基づき作成しておりますが、その正確性・完全性等を保証するものではありません。
  • 各ページのグラフ・データ等は、過去の実績・状況または作成時点での見通し・分析であり、将来の市場環境の変動や運用状況・成果を示唆・ 保証するものではありません。また、税金・手数料等を考慮しておりません。
  • 本ページに示す意見等は、特に断りのない限り本資料作成日現在の三菱UFJアセットマネジメント戦略運用部経済調査室の見解です。また、三菱UFJアセットマネジメントが設定・運用する各ファンドにおける投資判断がこれらの見解に基づくものとは限りません。


本ページで使用している指数について
  • 「日経平均株価」に関する著作権、知的所有権、その他一切の権利は日本経済新聞社に帰属します。
  • TOPIX(東証株価指数)、東証REIT指数に関する知的財産権その他一切の権利は株式会社JPX総研又は株式会社JPX総研の関連会社に帰属します。
  • ドイツ「DAX®」:本指数は、情報提供を目的としており、売買等を推奨するものではありません。
  • FTSE International Limited(“FTSE”)©FTSE。“FTSE®”はロンドン証券取引所グループ会社の登録商標であり、FTSE International Limitedは許可を得て使用しています。FTSE指数、FTSE格付け、またはその両方におけるすべての権利は、FTSE、そのライセンサー、またはその両方に付与されます。FTSEおよびライセンサーは、FTSE指数、FTSE格付け、もしくはその両方、または内在するデータにおける誤りや省略に対して責任を負わないものとします。FTSEの書面による同意がない限り、FTSEデータの再配布は禁止します。
  • MSCIWORLD、MSCI EMに対する著作権およびその他知的財産権はすべてMSCI Inc.に帰属します。

(Photo:三菱UFJアセットマネジメント-stock.adobe.com)

人気ランキング