FOMCは年内3回の利下げ想定を維持、米主要株価3指数は最高値を更新

FOMCは年内3回の利下げ想定を維持、米主要株価3指数は最高値を更新

情報提供資料2024年3月21日号

マーケットの動き

●19日の日経平均株価は続伸し、40,000円台を回復。前日の大幅高の反動から前場は売り優勢で推移も、日銀の金融政策決定会合の結果を受けて、安心感等から買いが広がった。日銀は大規模金融緩和策の修正を行い、マイナス金利の解除や上場投資信託(ETF)の買い入れ終了等を決定した一方、緩和的な金融政策の継続を示唆。
●米主要株価3指数はそろって3日続伸し、過去最高値を更新。米3月連邦公開市場委員会(FOMC)では、政策金利の据え置きを決定。FOMC参加者が示す経済見通しでは、2024年末の政策金利予測(中央値)が前回予測(2023年12月)から変わらず、年内3回の利下げ見通しが維持され、市場の利下げ期待の強まりにつながった。
●ニューヨーク為替市場で円相場は対ドルで7日続落し、日米金利差への意識から、一時は1ドル=152円台に接近。
●インドネシア中央銀行は主要政策金利を据え置き、24年下半期に利下げ余地があるとの見方を改めて明示。

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本日の注目点:英国金融政策、主要国PMI

◆英国では英国中銀(BOE)が金融政策決定委員会(MPC)結果を公表。政策金利は据え置きが見込まれ、2月インフレ率が予想以上の減速を示す中、金融政策方針や政策委員会の投票結果がハト派色の強まりを示唆する内容となるか注目。また、米欧等主要国では3月購買担当者景気指数(PMI、速報値)が公表され、米国景気の堅調さ維持や欧州景気の緩やかな持ち直しを確認か。(吉永)

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