日銀はマイナス金利政策など大規模金融緩和の解除を決める見通し

日銀はマイナス金利政策など大規模金融緩和の解除を決める見通し

情報提供資料2024年3月19日号

マーケットの動き

●日本株は大幅上昇。相次ぐ報道により日銀が今週の金融政策決定会合で政策正常化に踏み切る事が織り込まれる中、為替相場の円安を好感した買いが幅広く入り、日経平均株価の上げ幅は取引終盤に1,000円超え。
●米国株は反発。大型ハイテク株を中心に幅広い銘柄で買いが優勢。今年の米利下げ見通しが後退する中、米国債利回りは上昇。2年債利回りは年初来の最高水準。
●3月の米NAHB住宅市場指数は51(2月:48)と上昇し、8カ月ぶりの高水準。販売見通しも上昇。住宅ローン金利がピークから低下し需要が高まっている事が背景。
●欧州株は小幅安。ストックス欧州600指数は0.2%下落。主要中銀の金融政策判断を控えて様子見姿勢が強い。
●為替市場では米ドル堅調。円は対ドルで小幅安。市場では、日銀はマイナス金利の解除など金融政策修正後も緩和的な姿勢を続けるとの見方が強い。

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本日の注目点:日銀は大規模金融緩和の解除を決定する見通し

◆日銀が金融政策決定会合の結果を発表。観測報道によればマイナス金利解除・イールドカーブコントロール(YCC)政策撤廃・ETF買い入れ停止など大規模緩和の解除を決める方針。植田日銀総裁の記者会見は追加利上げ観測を高める内容となるのか注目。米国ではFOMC(連邦公開市場委員会)が20日まで開催。豪中銀の金融政策決定会合は政策金利据え置き予想。(向吉)

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