15日には米金利が上昇し米株価が下落、今週は日米金融政策が焦点

15日には米金利が上昇し米株価が下落、今週は日米金融政策が焦点

情報提供資料2024年3月18日号

マーケットの動き

●日経平均は反落し、TOPIXは続伸。前日の米ハイテク株下落を受けて半導体関連株が軟調な一方、原油高を受けて鉱業、石油・石炭製品、商社などが堅調。
●S&P500は続落。米金利が上昇する中で、年初来の株高をけん引した大型ハイテク株が軟調。アドビは▲13.7%と大幅安。低調な売り上げ見通しを嫌気。
●米10年国債利回りは約3週間ぶりの水準へ上昇。堅調な米鉱工業生産等を受けて先物市場(OIS)の織り込む今年6月の利下げ確率が61.7%(前日67.4%)へ低下。
●2月の米鉱工業生産は前月比+0.1%(1月▲0.5%)へ反発。暖冬の影響も。製造業が同+0.8%(同▲1.1%)と堅調。自動車や機械がけん引。3月のミシガン大学消費者信頼感指数は76.5(2月76.9)へ低下。期待インフレ率は1年後が+3.0%、5-10年後が+2.9%と前月と同水準。
●米ドルは円や英ポンドに対して上昇。韓国ウォンが軟調。ハイテク株安で韓国総合株価指数は1.9%下落。

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今週の注目点:日米の金融政策会合、中国の景気指標

◆今週は日米の金融政策会合が焦点。18-19日の日銀政策会合ではマイナス金利解除の可能性も。もし解除なら、イールド・カーブ・コントロール(YCC)の撤廃とETF買入休止も決定か。19-20日の米FOMCは政策金利を据え置く見込み。(a)政策金利予想(ドット)が年内利下げ幅の縮小を示唆するかと、(b)FRB資産圧縮の速度を緩めるべきかに関する議論が焦点。本日18日には、中国が1-2月の主要景気指標(生産・小売・投資)を公表。(入村)

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