米国株下落1月PCEデフレーターを控え、半導体株中心に売り優勢

米国株下落1月PCEデフレーターを控え、半導体株中心に売り優勢

情報提供資料2024年2月29日号

マーケットの動き

●日本株反落。前日の米エヌビディア株下落や月末のリバランスを受けて値がさ株が軟調も、出遅れ銘柄への物色買いで下値も堅い。東証33業種中20業種が上昇。
●米国株下落。本日公表の1月PCEデフレーターを控え、半導体株中心に売り優勢。昨年10-12月期実質GDP(改定)は前期比年率+3.2%(速報+3.3%)。在庫投資が下方修正されるも、個人消費は同+3.0%(同+2.8%)へ上方修正。
●米NY連銀ウィリアムズ総裁や米アトランタ連銀ボスティック総裁は年内利下げ開始との見方を改めて示すも、2%物価目標達成にはまだ長い道のりがあると強調。
●米共和党マコネル上院議員は、米大統領選後に院内総務からの退任を表明。約17年の在任期間は史上最長。
●欧州株まちまち。米欧の物価統計発表を前に様子見。ユーロ圏2月経済信頼感指数は95.4と予想96.6に届かず。
●NZドル下落。NZ中銀は5会合連続で政策金利(5.5%)を維持。声明では追加利上げが必要となる可能性との記述が削除され、政策金利のピーク見通しを引き下げ。

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本日の注目点:1月米PCEデフレーター、2月独消費者物価

◆米国で1月PCEデフレーターが公表。市場予想は総合が前年比+2.4%(前月+2.6%)、コア(除く食品・エネルギー)が同+2.8%(同+2.9%)。1月米消費者物価(CPI)や米生産者物価(PPI)の上振れを受け、市場の利下げ予想は年内3回まで縮小。仮に予想通りとなれば、今年後半から利下げ開始との見方は不変か。ドイツでは2月消費者物価(EU基準)が同+2.7%(同+3.1%)と鈍化見通し。(田村)

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