米国株は29日の個人消費支出(PCE)価格指数の発表を控え小幅安

米国株は29日の個人消費支出(PCE)価格指数の発表を控え小幅安

情報提供資料2024年2月27日号

マーケットの動き

●日本株は続伸。日経平均株価は連日で史上最高値更新。円安が継続する中、商社が総じて高く、医薬品や銀行、自動車も買われた。東証33業種中19業種が上昇。
●米国株は小幅下落。29日に個人消費支出(PCE)価格指数の発表を控えインフレ再燃を警戒。大規模な社債発行や2年および5年債入札が影響し米国債利回りは上昇。
●1月の米新築住宅販売件数は年率換算で66.1万件(12月:65.1万件)と増加。寒波の影響で予想下回るも、中古住宅の在庫不足が続く中、新築住宅の需要は底堅い。
●欧州株はストックス欧州600指数が前日比▲0.4%と反落。資源株が売られ相場を押し下げた。今週発表される米欧のインフレ統計を控え、国債利回りは上昇。
●欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は欧州議会で、ユーロ圏のインフレ率低下は続く見込みだが、2%目標の持続的な達成につながるという確信が必要と発言。

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本日の注目点:2月の米消費者信頼感は改善見通し

◆2月の米消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)は115.0(1月:114.8)の予想。家計のインフレ予想の落ち着きから消費者マインドは改善見通し。昨年12月の米S&Pコアロジック/ケース・シラー住宅価格(20大都市平均)は前年比+6.0%(11月:+5.4%)の予想。中古住宅の在庫不足により住宅価格は上昇継続へ。米ミシガン州で米大統領選の民主・共和両党の予備選実施。(向吉)

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