気長に無理のない投資を/「つみたて投資」を始めたきっかけとは?

気長に無理のない投資を/「つみたて投資」を始めたきっかけとは?

こんにちは!三菱UFJアセットマネジメントのH.K(入社5年目)です。
商品マーケティング企画部という部署で、社内の営業部や運用部、システム関連部等様々な部署が関わる案件の調整や、営業部が行う各販売会社への営業のサポートを行っています。趣味はゴルフで、社会人になってから始め、友人や家族とたまにラウンドに行っています。
さて、当社若手社員が中心に活動している"つみプロ"のメンバーが「つみたて投資」を始めるきっかけや想いについて発信するコラム、第4弾をお送りします。
本コラムでは、私が投資を始める前の状況から、実際に投資を行い感じたこと等の体験談を発信していきますので、投資、そして「つみたて投資」をより身近に感じていただけると嬉しいです。

・つみプロとは?
つみプロ(20 代から始めるつみたて投資 project)は、20代社員が企画し、同世代の個人投資家の皆さまにメッセージを発信しながら、ともに長期資産形成について考えるプロジェクトです。詳細はこちらをご確認ください。

注記) 下記の内容は個人の意見として掲載している考え方の一例であり、当社の意見ではありません。また、将来の投資成果を保証等するものではありません。投資に関する決定はお客さまご自身のご判断と責任のもとに行っていただきますようお願いいたします。

目次へ戻る

私がつみたて投資を始めた理由、きっかけ

私が投資を学んだ最初のきっかけは、大学時代、ゼミの活動で参加した投資コンテストでした。ゼミの専攻は会計学であったものの、企業分析について学ぶ目的でゼミ生とチームを組んで参加しました。そのため、参加の目的は、投資について学びたかったというよりは、授業の一環という側面が大きかったです。
コンテストの内容は、何か1つテーマを決め、テーマに基づき独自の視点から企業を選定、スクリーニングを行い投資成果のシミュレーションまでをまとめるものでした。
主眼はテーマに基づいた分析の部分であったため、投資成果についてはおまけ程度であったものの、選んだ15社の企業の投資成果(シミュレーション)は5年間でTOPIXを大きく上回る成果となり、実際のお金で投資いれば、、、と仲間と話していたと同時に、素人の考えたポートフォリオでも5年間という期間の中で確りとプラスのリターンを出すことができ、株式投資に魅力を感じた事を覚えています。
しかし、当時は投資のための口座の開設はおろか、投資に回す余剰資金もなく、まとまったお金が無いと意味がないと思っていたこともあり、投資を始めるには至りませんでした
(たまに宝くじを買っては、億万長者を夢見ていました) 。

実際に投資を始めたタイミングは、入社してすぐ、企業型確定拠出年金(DC)の商品を選んだ際でした。DCとは、企業が掛金を毎月つみたて(拠出)し、従業員(加入者)が自ら年金資産の運用を行う制度です。運用対象のなかには銀行預金もありましたが、学生の頃の経験から株式の投資信託を選択しました。
その際に、様々な投資商品について目論見書を読み、他の商品も買ってみたいと興味を持ったこと、また、まとまった収入も得られたことを背景に、今度は証券口座を開設し、つみたてNISA口座でのつみたて投資を少額と、特定口座でスポット買いを始めました。
結果としては身の回りの変化が起きる中、勢いで始めた形ですが、良いきっかけであったと思います。

目次へ戻る

投資を始めてからの行動

投資を始めた当初は私が保有していた資産が日々値動きすることが新鮮で、投資に関する発信を行っているYouTuberの動画を見てはスポット買付なども行っており、ある程度の資産は積み上がりましたが、徐々に仕事も忙しくなり手間がかかることからスポット買付の機会も減ってきていました。
そんな中、コロナショックで資産の価格が大きく下落し、久しぶりに口座を確認した際にはリターンがマイナスとなっており、とても落胆しました。
また、日に日にマイナスが大きくなる中で怖さから買い増す事も出来ず、株価が回復し始めてからも買うタイミングを掴めないまま、ただ保有を続ける形となりました。
幸い、下落時に焦って売る事もしなかったため、結果としては相場の回復と共に資産のマイナスも解消しましたが、いま思えばつみたて投資を中心に長期目線で考えていれば、急な相場の下落に落胆する事もなく、むしろ安く買えるタイミングだと思う事が出来たのではと反省しています。

その後は長期目線で商品を選択しつみたて投資を行い、目先の価格変動には一喜一憂しない様に努めており、自分のライフイベントや市場の動向に合わせて適宜投資額を調整しています(一人暮らしを始めるタイミングなどは支出が多くなったため投資額を抑えたり、ボーナスのタイミングではスポット買いをしたりする等)。
コロナウイルス感染拡大による株式相場の大きな下落以降、しばらく経ちますが、ふとした時に口座を確認するとしっかりと資産が積み上がっており、それが楽しみにもなっています。

私の現在のつみたて投資の状況は図1の通りです。旧つみたてNISA枠はすべて eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)で、残りの余剰資金を新興国株式や自分が興味を持ったアクティブファンド(テーマ株やESG関連ファンドなど)につみたて投資をしていました。新NISAとなり、月次の投資額も拡大されるため、今後は新NISAの枠内で同様のつみたて投資をしようと考えています。

図1【.現在のつみたて投資の状況】
※上記は特定の資産構成、ファンドを推奨するものではありません。また、個人の見解であり、必ずしも所属する企業や組織の立場、戦略、意見を代表するものではなく、掲載内容と同様の収益の獲得及び将来の運用成果を示唆・保証するものではありません。投資信託は、投資者のみなさまの投資元本が保証されているものではなく、基準価額の下落により損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。

目次へ戻る

まだつみたて投資を始めていない方へのメッセージ

投資に難しいイメージを持っている方や、損するのが怖いと思っている方もいらっしゃると思います。実際、私も経験した様に、状況によっては一時的に大きく資産がマイナスとなってしまうこともあるかと思いますが、早いうちに始めることで、早期に資産形成ができ、将来の選択肢が増える可能性もあるため、少額からでも始めてみていただきたいです。
また、私は投資コンテストへの参加を通じてイメージが変わりましたが、少し前と比べても、今はSNSなどで様々な情報を集めることが出来る様になっており、投資について調べてみることで身近に感じられることもあるかと思います。本記事や他の体験談などから、少しでも投資に興味を持っていただければ幸いです。


「つみたて投資」は長期の視点で行う投資であり、日々の値動きに一喜一憂するのではなく、将来の資産形成を目指して行うものだと考えています。
まずは、自分の収支を計算し、無理のない金額をつみたて設定することで、日々の無駄遣いを防ぎながら資産形成ができるのではないかと思っています。
お金の使い方を見直して、投資を無理なく長く続けていただきたいです。

私たちつみプロでは同世代の皆さんにつみたて投資に関する情報を発信しています。
下記ページにて今後のイベントについてもご案内していきますのでぜひチェックしてみてください。

【つみプロ特設ページはこちら】20代からのつみたて投資
【そのほかの記事はこちら】つみプロメンバー の記事一覧 | mattoco Life

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)のリスク・費用はこちら
eMAXIS Slim 新興国株式インデックスのリスク・費用はこちら

留意事項

【投資をご検討いただくにあたって】
・投資は収益期待がある一方で、値下がり・元本割れの可能性もあり、その損益はすべてお客さまに帰属します。したがって、お客さまの状況等によっては、資金使途に照らして必ずしも投資が適した選択肢となるわけではない点にご留意ください。
・投資はお客さま自身の判断と責任で行っていただく必要があり、投資知識や投資対象商品への理解に不安がある場合は投資をお控えください。また、投資の判断の基礎となる投資方針については、一般的に、資金使途や投資期間、経済状況やリスク許容度等を総合的に勘案した上で、適宜見直しを行うことが望ましいとされています。

【当ページに関するご留意事項】
・当ページは三菱UFJアセットマネジメントが作成した情報提供資料であり、金融商品取引法に基づく開示資料ではありません。投資信託をご購入の場合は、販売会社よりお渡しする最新の投資信託説明書(交付目論見書)の内容を必ずご確認のうえ、ご自身でご判断ください。
・当ページの内容は作成時点のものであり、将来予告なく変更されることがあります。
・当ページは信頼できると判断した情報等に基づき作成しておりますが、その正確性・完全性等を保証するものではありません。
・投資信託は、預金等や保険契約とは異なり、預金保険機構、保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。銀行等の登録金融機関でご購入いただいた投資信託は、投資者保護基金の補償の対象ではありません。
・投資信託は、販売会社がお申込みの取扱いを行い委託会社が運用を行います。

販売会社は三菱UFJアセットマネジメントホームページよりご確認いただけます。
ホームページアドレス:https://www.am.mufg.jp/

三菱UFJアセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第404号/一般社団法人投資信託協会会員/一般社団法人日本投資顧問業協会会員

関連記事

人気ランキング