投資信託を購入する際にまず気を付けたい「リスク」とは?リスクを低減する運用手法を用いた投資信託って?

投資信託を購入する際にまず気を付けたい「リスク」とは?リスクを低減する運用手法を用いた投資信託って?

投資にあたっては「リスクとリターンを考える必要がある」というのはよく聞きますが、投資のリスクとは「危険」を意味することではないことを、ご存知でしょうか。投資の「リスク」を正しく理解することはとても重要で、投資を始めるにあたってどんなプランで運用をしたいのか、何にどのくらいの金額を投資するのかを決める際には必ず考えなければならないポイントとなります。この記事では、投資におけるリスクとリターンの関係と、リスクを低減する運用手法を用いた投資信託をご紹介します。

投資信託を買うときには何を重視?

すでに投資をされている方々は、何を判断基準として投資信託を購入しているのでしょうか? 考えられる項目としては「購入・販売手数料」「成長性や収益性」「安定性やリスク」「分配金の頻度や実績」「信託報酬」「純資産総額」「商品の分かりやすさ」などが挙げられます。その中で、どの項目を重要視しているのかを、以下では紹介します。

個人投資家は低リスクを重要視している

日本証券業協会が公表している「個人投資家の証券投資に関する意識調査報告書(2020年12月)」によると、投資信託を保有する投資家に対する投資信託購入時の重視点という問いへの回答として、全体で最も多く選ばれたのは「安定性やリスクの低さ」でした。ちなみに、ここでいう「リスク」とは損益率(リターン)のブレの度合いのことを指しています。
2番目に多かったのは「成長性や収益性の高さ」で、次いで「購入・販売手数料の安さ」「分配金の頻度や実績」「信託報酬の安さ」と続きます。
なお、性別で見た場合は女性の方は、「安定性やリスクの低さ」について男性よりも割合が高く、男性の方は、「成長性や収益性の高さ」について女性よりも割合が高い傾向にあります。いずれにせよ、回答された投資信託を保有する投資家の大半が、低リスクの安定した商品を求めているということが分かります。

出所)「個人投資家の証券投資に関する意識調査報告書(2020年12月)」P89を基に三菱UFJ国際投信作成

投資信託におけるリスクとリターンの関係は?

投資にはリターンとリスクがあり、それらは表裏一体の関係です。リターンは投資を行うことで得られる結果のことで、リスクはリターンのブレ度合を指します。一般的に、リスクが大きなものほどリターンが大きく(ハイリスク・ハイリターン)、リスクが小さいものほどリターンが小さい(ローリスク・ローリターン)という傾向があります。大きなリターンを目指すとその分大きなリスクを伴うことになり、大きな損失を被る可能性も増すということになります。投資信託は商品によって投資対象となる資産や運用方法が異なり、リスクとリターンもさまざまです。たとえば、債券に投資する投資信託と株式に投資する投資信託を比べてみると、債券に投資する投資信託の方が株式に投資する投資信託よりもリスク・リターンが小さい傾向があります。そういったリスクとリターンの関係を踏まえた上で、自身の投資目的、投資期間、目標リターンやリスク許容度などを踏まえて、ご自身に合った投資信託を選ぶことが大切です。

株式に投資しながら、リスクを低減させるような投資信託はあるの?

株式を投資対象としながらも、株式市場全体の値動きに左右されずに安定的な収益確保を目指す商品もあります。その1つが、絶対収益追求型の投資信託である「百戦錬磨の名人ファンド」です。

目次へ戻る

「百戦錬磨の名人ファンド」とは

「百戦錬磨の名人ファンド」は、三菱UFJ国際投信が運用するアクティブファンドで、2020年9月に運用を開始した商品です。
日本の株式を主要投資対象とし、株式への投資と株式の信用取引による売付けを組み合わせ、株式市場全体の値動きに左右されない安定的な収益を確保し、資産の着実な成長を目指す、三菱UFJ国際投信の直販専用ファンドです。

※市況動向および資金動向等により、上記のような運用が行えない場合があります。

以下で、詳しく特徴を見ていきましょう。

<特徴① マーケットニュートラル戦略で運用>
「百戦錬磨の名人ファンド」は、株式の買いと売りを組み合わせることにより、株式市場全体の価格変動リスクを低減させる「マーケットニュートラル戦略」という運用手法を採用しているのが大きな特徴です。相対的に魅力のある銘柄を買い、相対的に魅力のない銘柄を売ることで、買いによる株式市場全体を上回る銘柄固有の収益と売りによる市場全体を下回る銘柄固有の収益といった双方の収益確保を目指す仕組みです。マーケットニュートラル戦略は、株式市場全体の下落の影響を受けにくいメリットがある一方で、株式市場全体の上昇に追随しないというデメリットもあります。(このため、買付ける又は売付ける銘柄選択を誤ると損失を被る可能性もあります。)

※市況動向および資金動向等により、上記のような運用が行えない場合があります。

気になるファンドの運用実績は?

「百戦錬磨の名人ファンド」の運用は、日本株マーケットニュートラル・マザーファンドへの投資を通じて、日本株式へ実質的に投資するファミリーファンド方式により行われます。ここで、マザーファンドにおける過去の運用実績を確認していきましょう。

<過去16年間の安定したパフォーマンス>
2004年4月末(マザーファンドの設定月末)から2020年12月末までのマザーファンドの年率平均のリターンは2.2%になりました。過去16年間を振り返ると、2008年9月にリーマンショック、2011年3月に東日本大震災、2020年3月にコロナショックと、経済に大きな打撃を与えるような出来事が起こりましたが、その影響をあまり受けておらず、安定したパフォーマンスを上げてきました。

※上記は2004年4月末を100として指数化しています。マザーファンドの設定日は2004年4月26日です。

※当ファンドが投資対象とするマザーファンドの運用実績であり、当ファンドの運用実績ではありません。また、当ファンドやマザーファンドの将来の運用成果を示唆・保証するものではありません。また、税金・手数料等を考慮しておりません。マザーファンドにおいて信託報酬はかかりません。

※TOPIXはマザーファンドの投資対象である日本株市場全体の動きを示すことを目的に掲載しています。


<マザーファンドにおける過去の月次の下落率は全て5%以内>
百戦錬磨の名人ファンドのマザーファンドの月次のマイナスリターンの回数を見ると、5%以上下落したことは2004年の設定から2020年12月末までの期間において一度もありませんでした。

【マザーファンドの月次マイナスリタ―ンの回数】

*期間:2004年4月末~2020年12月末

*上記は当ファンドが投資対象とするマザーファンドの運用実績であり、当ファンドの運用実績ではありません。また、将来の運用成果を示唆・保証するものではありません。また、税金・手数料等を考慮しておりません。マザーファンドにおいて信託報酬はかかりません。TOPIXはマザーファンドの投資対象である日本株市場全体の動きを示すことを目的に掲載しています。

「百戦錬磨の名人ファンド」の投資対象であるマザーファンドの運用実績を見ると、リスクが抑えられ安定したパフォーマンスを上げてきたことが分かります。


<特徴② 「成果報酬型」投信として国内唯一の報酬体系*1を導入>
「百戦錬磨の名人ファンド」は、成果報酬型の投資信託でパフォーマンスが実質的に過去最高となった場合に限り、委託会社(つまり、運用会社である三菱UFJ国際投信)に対しての成果報酬が発生します。
したがって、基準価額が実質的な過去最高値以下の時は、委託会社への報酬はかかりません。基準価額が上昇した場合にのみ、はじめて対価として委託会社への報酬が発生します。
発生する報酬が、運用を行う委託会社の成果報酬と受託会社の基本報酬のみというこの報酬体系は、2020年12月末現在、国内の公募追加型株式投資信託(ETFを除く)の中では唯一です*2

*上記は成果報酬控除前基準価額の推移をもって成果報酬の発生イメージをお伝えするものであり、将来の運用成果を示唆・保証するものではありません。詳しくは、「投資信託のリスクと費用について」を必ずご覧ください。

*1*2 当ファンドではお客さまからいただく報酬を、運用を行う委託会社の成果報酬と受託会社の基本報酬のみとしています。このような報酬体系をもつファンドは、2020年12月末時点で国内公募追加型株式投資信託(ETF除く)の中で唯一です。なお、その他費用もかかりますので、詳しくは、「投資信託のリスクと費用について」を必ずご覧ください。

中長期で安定的に資産形成を始めたいと考えている方は「百戦錬磨の名人ファンド」を検討してみてはいかがでしょうか。

目次へ戻る

三菱UFJ国際投信のネット直販専用アクティブファンド

「百戦錬磨の名人ファンド」は三菱UFJ国際投信のネット直販専用ファンドですので、購入するためには「三菱UFJ国際投信ダイレクト”mattoco(マットコ)”」での口座開設が必要となります。mattoco(マットコ)では、「百戦錬磨の名人ファンド」以外にも、長期の資産形成に適すると考えた商品を厳選してラインナップしています。

mattocoの口座開設は無料なので、「百戦錬磨の名人ファンド」や「三菱UFJ国際投信ダイレクト”mattoco(マットコ)”」が気になった方は、まずは口座開設を検討してみてはいかがでしょうか。

三菱UFJ国際投信ダイレクト「mattoco(マットコ)」の口座開設はこちら

三菱UFJ国際投信ダイレクト「mattoco(マットコ)」の詳細はこちら

「百戦錬磨の名人ファンド」の商品概要、資料請求等はこちら

本ページ中の指数等の知的所有権、その他一切の権利はその発行者および許諾者に帰属します。また、発行者および許諾者が指数等の正確性、完全性を保証するものではありません。各指数等に関する免責事項等については、委託会社のホームページを合わせてご確認ください。

投資信託のリスクと費用については、以下のリンク先でご確認ください。

百戦錬磨の名人ファンド

投資をご検討いただくにあたって

・投資は収益期待がある一方で、値下がり・元本割れの可能性もあり、その損益はすべてお客さまに帰属します。したがって、お客さまの状況等によっては、資金使途に照らして必ずしも投資が適した選択肢となるわけではない点にご留意ください。

・投資はお客さま自身の判断と責任で行っていただく必要があり、投資知識や投資対象商品への理解に不安がある場合は投資をお控えください。また、投資の判断の基礎となる投資方針については、一般的に、資金使途や投資期間、経済状況やリスク許容度等を総合的に勘案した上で、適宜見直しを行うことが望ましいとされています。



留意事項

・mattoco(マットコ)とは、三菱UFJ国際投信(以下、当社)が提供する、[1]「三菱UFJ国際投信ダイレクト」(インターネットを通じ、当社で口座開設や投資信託の購入・換金を行うことのできるサービス)および[2]当社を通じて投資信託をお取引する際に、参考となる投資関連情報提供等サービスの総称です。

・当ページは当社が作成した情報提供資料であり、金融商品取引法に基づく開示資料ではありません。投資信託をご購入の場合は、当社よりお渡しする最新の投資信託説明書(交付目論見書)および目論見書補完書面の内容を必ずご確認のうえ、ご自身でご判断ください。

・当ページの内容は作成時点のものであり、将来予告なく変更されることがあります。また、将来の市場環境等や運用成果等を示唆・保証するものではありません。

・当ページは信頼できると判断した情報等に基づき作成しておりますが、その正確性・完全性等を保証するものではありません。

・当ページに掲載の内容は、お客さまの投資目的、リスク許容度に必ずしも合致するものとは限りません。投資に関する最終決定はお客さまご自身でご判断ください。

三菱UFJ国際投信株式会社

金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第404号/一般社団法人投資信託協会会員/一般社団法人日本投資顧問業協会会員

人気ランキング