資産形成に取り組むなら知っておきたい株式市場の種類と違い

資産形成に取り組むなら知っておきたい株式市場の種類と違い

国内には複数の証券取引所・株式市場が存在しており、市場の種類によって上場企業数や時価総額などに違いがあります。
投資信託で資産形成に取り組む場合、株式市場について考える機会は少ないかもしれません。しかし、株式市場の種類や違いを知っておくと経済の動向を理解しやすくなり、投資信託を選ぶ際にも役立ちます。
今回は、国内の証券取引所や株式市場の種類と違い、上場基準などについて解説します。

国内にある証券取引所の種類

国内の証券取引所は「東京証券取引所」「札幌証券取引所」「名古屋証券取引所」「福岡証券取引所」の4つです。
それぞれの上場会社数と売買代金は以下のとおりです。*1 *2 *3 *4 *5

東京証券取引所は国内最大の証券取引所で、上場会社数、売買代金ともに大きなウエイトを占めています。
経済ニュースなどで「東証一部」「東証二部」といった言葉を聞いたことがあるかもしれません。
「東証」とは、東京証券取引所を省略したものです。
国内株式が投資対象の投資信託の場合、ファンドの構成銘柄の多くは東京証券取引所で売買されています。

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東京証券取引所の主な株式市場の種類と違い

東京証券取引所では、取引規模や流動性などに応じて株式市場を区分しています。
主な株式市場の種類と特徴は以下の通りです。

東証一部、東証二部

東証一部・東証二部は、大企業や中堅企業が上場する株式市場です。
2020年11月20日現在、東証一部は2,177社、東証二部は480社が上場しています。*1
特に東証一部では、多くの海外投資家が売買に参加しており、市場規模や流動性においても世界トップクラスの株式市場です。
東証一部・東証二部の主な上場審査基準は以下のとおりです。*6

東証一部・東証二部に上場するには、株主数や時価総額、事業継続年数など、さまざまな基準をクリアしなくてはなりません。
特に東証一部には厳しい基準が設けられており、日本を代表する大企業が多く上場しています。

マザーズ

マザーズは、近い将来東証一部への上場を視野に入れた成長企業向けの市場です。
2020年11月20日現在、332社が上場しています。*1
マザーズの上場審査基準は以下の通りです。*6

東証一部・東証二部に比べると上場審査基準は緩やかで、今後の成長が期待できる新興企業が中心となります。
多くの成長企業に資金調達の場を提供する観点から、上場対象企業について規模・業種による制限は設けられていません。

JASDAQ(ジャスダック)

JASDAQは「信頼性」「革新性」「地域・国際性」の3つをコンセプトに掲げる株式市場で、以下2つの区分があります。

  • スタンダード:一定の事業規模と実績を有する成長企業が対象
  • グロース:特色ある技術・ビジネスモデルを有し、より成長可能性に富んだ企業群が対象

2020年11月20日現在、スタンダードは663社、グロースは37社が上場しています。*1
スタンダードは、東証二部への新規上場と同様の上場審査基準が設けられています。
一方、グロースについては新規上場を停止しています(2020年11月現在)。
マザーズと同じく、JASDAQも新興企業が中心の市場です。

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東京証券取引所の株式市場を対象とする主な株価指数

投資信託で資産形成に取り組む場合、低コストのインデックスファンドを利用するのが選択肢のひとつになります。
株価指数によって、対象となる株式市場や銘柄は異なります。
国内株式のインデックスファンドを選ぶ際は、どの株価指数に連動するかを確認することが大切です。国内株式の主な株価指数は以下の通りです。

TOPIX(東証株価指数)

TOPIXは、東証一部に上場する全銘柄を対象とする株価指数です。
1968年1月4日の時価総額を100として、その後の時価総額を指数化しています。*7
国内株式の代表的な株価指数のひとつで、日本経済の動向を示す経済指標としても利用されています。
TOPIXと連動するインデックスファンドを購入することで、東証一部上場企業全体に少額から投資できます。

日経平均株価

日経平均株価は、日本経済新聞社が算出する株価指数です。
東証一部に上場している企業の中から225銘柄を選定し、その株価を使って算出しています*8。
算出開始から60年以上を経過しており、株式市場の動向を測る指標として長く利用されています。
日経平均株価と連動するインデックスファンドを購入することで、実質的に日経平均株価を構成する225銘柄に投資できます。

JPX日経インデックス400

JPX日経インデックス400は、一定の基準を満たした上場企業400銘柄で構成される株価指数です。
TOPIXや日経平均株価とは異なり、東証二部やマザーズ、JASDAQに上場する企業も対象に含まれます。*9
東証一部だけでなく、他の株式市場も含めて幅広い銘柄に投資したい場合は、JPX日経インデックス400に連動するインデックスファンドが選択肢になるでしょう。

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株式市場の種類と違いを理解して投資信託選びに活かそう

国内では東京証券取引所の取引規模が大きく、多くの企業が上場しています。
同じ東京証券取引所でも「東証一部」「マザーズ」など、株式市場の区分によって企業の特徴や成長可能性は異なります。
投資信託で国内株式に投資するのであれば、株式市場の種類と違いを理解しておきましょう。

*1 出所)日本取引所グループ「上場会社数・上場株式数

*2 出所)札幌証券取引所「上場会社一覧

*3 出所)名古屋証券取引所「上場銘柄情報

*4 出所)福岡証券取引所「上場有価証券の状況(2020年10月分)

*5 出所)日本取引所グループ「全国証券取引所別売買高・売買代金(2019年)

*6 出所)日本取引所グループ「上場審査基準

*7 出所)日本取引所グループ「TOPIX(東証株価指数)

*8 出所)日本取引所グループ「日経平均株価

*9 出所)日本取引所グループ「JPX日経400・JPX日経中小型

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三菱UFJ国際投信株式会社
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