投資信託の種類と活用方法

投資信託の種類と活用方法

投資信託には、株価指数などに連動するインデックスファンド、米国大型株、国内小型株、世界REITなどの資産クラス別ファンドなど、様々な分類があります。
投資信託のタイプによって、ポートフォリオに組み入れる目的も変わります。

この記事では投資信託の種類と概要、特徴を解説していきます。
それぞれのタイプの性格を理解し、資産形成に役立てましょう。

インデックスファンドとは

インデックスファンドとは、日経平均株価、NYダウなど株価指数(インデックス)の動きに連動することをめざす投資信託のことを言います。
一方、ファンドマネージャーが積極的に運用するファンドをアクティブファンドといいます。
ファンドの運用方式として、株価指数などのベンチマークに連動する運用成果を目指すパッシブ運用と、値上がりが期待できる銘柄を厳選してファンドに組み入れるアクティブ運用という2つの手法がありますが、インデックスファンドは前者の運用手法を用いるものです。

インデックスファンドの特徴

インデックスファンドは、前述の通りベンチマークと似たポートフォリオを作り、同様の動きをするようにすればよいので、組み入れる銘柄を選別する手間がそれほどかかりません
そのため、一般的にインデックスファンドは信託報酬が低く設定されています。

また、投資信託の値動きを確認する場合、運用会社のホームページや新聞などで確認したりする必要があります。
しかし、インデックスファンドの場合、ベンチマークとなる指標を確認すれば概ね把握できるため、値動きを把握しやすいという特徴があります。
個別の銘柄はわからないけど、日経平均株価やNYダウならわかりやすいという方は、インデックスファンドなら指数に連動した投資効果を期待することができます。

一方で、株価指数は経済指標や企業業績の悪化などにより下落することがあります。
その場合、インデックスファンドも指数に連動して値下がりすることになるため、相場環境が悪いときには運用を行うファンドマネージャーの力量とは関係なく、マーケットの環境に合わせて下落します。

インデックスファンドの使い方

インデックスファンドの最大の特徴は信託報酬の低さです。

信託報酬は投資信託の純資産から毎日引かれているコストです。
そのため、投資信託を保有している間ずっと発生します。
長期投資を目的として投資信託を保有する場合は、信託報酬が低い商品を選択するということも重要です。

長期投資を推進するために作られた税制優遇制度「つみたてNISA」の制度では、その投資対象の商品が一定の要件を満たした投資信託に限定されています。
その要件の一つとして、信託報酬が低いことがあげられています。
長期投資を行う際、コストが高ければ資産形成として不利になるためです。
長期にわたる資産形成を計画する場合には、インデックスファンドを候補に入れて検討してみてください

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資産クラス別ファンド

資産クラスとは、株式、債券、REITなど投資対象となる資産の種類のことを言い、アセットクラスという言い方もされます。
ここでは、代表的な資産クラスの特徴をおさえておきましょう。

株式

株式は、一般的にハイリスク・ハイリターンであるとされています。
つまり、期待できるリターンは高いのですが、その分リスクも高くなっています
ある程度の利回りを期待するポートフォリオの一部として、リスクを許容しながら運用する対象になります。

株式は経済情勢・経済指標・為替・政治・各企業の業績など様々な要因で価格が上下します。
株式に投資する投資信託は、他の資産クラスに投資するものと比べて商品数が多く、その分、投資家からの需要が多い商品ともいえます。
その中でも、投資対象の地域が国内か国外か、また時価総額の基準で大型・中小型かなど、分類されていきます。

アクティブファンドに投資する場合は、ファンドマネージャーによっても運用成績が変わります。
例えば同じ米国の大型株に投資するファンドでも、銘柄選別や銘柄の入れ替えのタイミングなどによって運用成績が大きく変わります。
そのため、過去の運用成績や現在の組入銘柄の状況、運用方針などを確認し、自分の考え方に近い商品を探すことが必要になります。
そのような評価が難しいという場合は、インデックスファンドを活用することも検討して下さい。

債券

債券とは、国、地方公共団体、企業など投資家から借り入れを行う際に発行する有価証券のことです。
債券には満期日(償還日)と金利が定められており、保有している間、金利を受け取りつつ満期日に額面が返ってくるという仕組みになっています。
定期預金に近い商品性ですが、有価証券であるため満期前でも売買することができ、購入時よりも値上がりしていれば売却益を得ることもできます。

ただ、満期までに受け取ることができる金額が決定しているため、価格の変動は株式ほど大きくありません。
代表的な資産クラスの中ではローリスク・ローリターンであるとされています。

債券の価格は、金利の動向によって左右され、指標となる金利が上昇すると下がります
現在、日本の金利は超低金利の政策が続いており、債券に投資して大きな収益を上げることは困難です。
一方、海外では高金利の通貨などもあり、新興国通貨などでは10%に近い利率の債券もあります。
もちろん海外の資産に投資する場合、それぞれ固有のリスクが存在する他、為替のリスクにも気を付ける必要があります。
長期投資でリスクを低減させるためには、表面的な利率だけを評価するのではなく、通貨を分散させることも重要です。

REIT

REIT(リート)とは、上場不動産投資信託のことを指します。
投資家から広く資金を集めて投資信託を組成し、集めた資金で不動産を購入する投資信託のうち、取引所に上場しているものを言います。
REITは賃料収入が収益の中心で、時折保有不動産の売却益などが含まれるという仕組みになっています。

REITの分配金利回りは株の配当利回りよりも高くなることが多く、その結果REITに投資する投資信託は、株式に投資する投資信託に比べて分配金利回りが高くなることが多くなっています

また、REITの投資対象となる不動産によって違いがあり、マンションなど住居に投資するREITはオフィスビルや商業施設に投資するREITよりも景気の影響を受けにくいとされています。
REITに投資する投資信託は一般にミドルリスク・ミドルリターンの位置づけです。

コモディティ

コモディティとは、原油・金・穀物などのいわゆる商品取引のことです。
株式やREIT、債券とは全く異なった動きをすることも多く、特に金は、株式市場の下落時に強みを発揮する商品であり、リスクを分散する上で検討される資産クラスといえます。

ただし、一般に株式よりもハイリスク・ハイリターンに位置づけられています。
値動きの大きさを考えると、長期で保有する場合、コモディティを中心に考えるのではなく、あくまでリスク分散の手段の一つとして保有割合を大きくしすぎないことも重要です。

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まとめ

長期投資に必要な知識として、インデックスファンドと各資産クラスの解説を行いました。
コストの低いインデックスファンドを中心に、各資産クラスの特徴を踏まえて投資信託の選別を行っていきましょう。
また、保有割合などを考えるのが難しい場合は、各資産クラスに分散投資するバランスファンドなどを活用することも有効です。

・投資信託のリスクと費用については、こちらをご確認ください。

・当ページは当社が作成した情報提供資料であり、金融商品取引法に基づく開示資料ではありません。投資信託をご購入の場合は、最新の投資信託説明書(交付目論見書)および目論見書補完書面の内容を必ずご確認のうえ、ご自身でご判断ください。

三菱UFJ国際投信株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第404号/一般社団法人投資信託協会会員/一般社団法人日本投資顧問業協会会員

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