16年超で約50%のプラスリターン実績。様々な局面を乗り越えてきた運用の強みとは?

16年超で約50%のプラスリターン実績。様々な局面を乗り越えてきた運用の強みとは?

長期で株式投資をしていると、下落相場も経験することもあると思いますが、いかなる環境下であってもプラスリターンを目指す運用戦略があります。

その一つが「マーケット・ニュートラル戦略」です。
株式の「買い」と「売り」を組み合わせ、株式市場全体の値動きに左右されない安定的な収益の確保をめざす(絶対収益の追求)という運用戦略です。

三菱UFJ国際投信には、この運用戦略で長期の実績を持つ「日本株マーケットニュートラル・マザーファンド」(以下、日本株MN)というファンドがあります。

この日本株MNを投資対象とする新ファンド「百戦錬磨の名人ファンド」が2020年9月23日に設定されました。

今回は、日本株MNの運用を長期にわたって担当する魚谷孝雄チーフファンドマネジャーに、日本株MNの強みやこれまでの経緯等について聞いてみました。

魚谷孝雄 プロフィール
2001年UFJパートナーズ投信(現三菱UFJ国際投信)入社。運用経験年数は17年。国内株式のアクティブファンドマネジャーを経てクオンツ運用へ。アクティブ運用のマネジャー判断をデータドリブンのクオンツ運用に融合し、「百戦錬磨の名人ファンド」の投資対象ファンド「日本株マーケットニュートラル・マザーファンド」を長期にわたって担当。

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16年実践してきた“変わることを恐れない”柔軟な運用姿勢

―はじめに、日本株MNの一番の強みはなんですか?

一番の強みとしてあげるならば、投資方針のシンプルさと柔軟さです。このファンドは日本株を投資対象とし、銘柄選択では相対的に魅力のある銘柄を買い、相対的に魅力のない銘柄を売るという極めてシンプルな方針を据えています。銘柄選択においては計量モデルを用いるのですが、そのチューニングには運用チームの裁量が働くため、結果的には柔軟な投資判断が可能です。

―シンプルさや柔軟さはなぜ重要なのですか?

シンプルさと柔軟さを兼ね備えた商品性である「日本株MN」は、投資対象にテーマや時価総額等の制限がなく、時々刻々と変化する情勢を踏まえて、市場全体から投資機会を探ることができるからです。投資は、予言や占いとは異なり、将来を当てることよりも、変化に対応して生き残ることの方が重要と考えています。なぜなら、資金を市場に預けるリスクの対価としてリターンを得るので、市場から退場せずに市場に残ることこそが重要と考えているからです。

―日本株MNには16年超で約50%のプラスリターン実績があります。これは市場に残ったからこそ得られたリターンと考えてよいですか?

そう考えていただければ幸いです。市場に居続けることで、設定来の平均で年率約2%程度のリターンを獲得した計算になります。もともと、機関投資家(プロ投資家)向けの商品として設定された商品で、厳しいプロの目に晒されながら、緊張感を持って運用し続けた結果だと自負しています。

■ご参考:日本株MNのパフォーマンス (設定日:2004年4月26日)


 上記は、百戦錬磨の名人ファンドが投資対象とする日本株MNの運用実績であり、百戦錬磨の名人ファンドの運用実績ではありません。また、百戦錬磨の名人ファンドや日本株MNの将来の運用成果を示唆・保証するものではありません。百戦錬磨の名人ファンドには信託報酬がかかりますが、日本株MNには信託報酬はありません。また、税金等を考慮しておりません。

―機関投資家はこのファンドをどのように利用していましたか?

2004年の設定来、一貫して余資運用としてのご利用です。余資運用とは、読んで字の如く余った資金の運用であり、預金しても金利のつかない状況下において、資金を寝かせておくよりも、低リスクの運用で換金性に優れている日本株MNでの運用を選ばれていたようです。

―これから「百戦錬磨の名人ファンド」を通じて、日本株MNに投資を検討されているお客さまにメッセージがあればお願いします。

この商品は、日本株の「買い」「売り」を組み合わせて、市場全体の値動きに左右されない安定的な収益の確保を目指すファンドです。値上がり益を狙い短期で大きく上昇するような商品性ではありませんので、時として退屈な商品とお感じになるかもしれませんが、日々投資機会をうかがい、安定した収益獲得を目指すことをスタンスとしていますので、長い目でお付き合いいただければ幸いです。

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プロ向けの運用を個人の資産形成に

これまで、日本株MNはプロの投資家向けの私募ファンドや、ファンドラップ用に提供しておりました。そのため、個人のお客さまには手軽にご活用いただけませんでした。

しかし、今回「百戦錬磨の名人ファンド」を通じて、個人のお客さまにも日本株MNの運用を手軽にご活用いただけるようになりました。

日本株MNの運用は、日本株の「買い」と「売り」を組み合わせて、株式市場全体の値動きに左右されない安定的な収益の確保をめざします。

よって、「大きく勝ちにくいものの、大きく負けにくい」というのが1つの特徴だと考えています。

そのため、中長期投資を考えつつも運用途中で大きな値下がりが発生しにくい運用手法を検討中の方などにご活用いただけるのではないでしょうか。

また、上記の特徴に加えて、株式市場の変動を見て売り買いのタイミングを計る必要がないので、退職金などのまとまった資金の運用にもご活用しやすいのではないでしょうか。

プロの投資家向けに長く支持されてきた運用を、ご自身の資産形成に取り入れてみてはいかがでしょうか。

「百戦錬磨の名人ファンド」の詳細や購入方法はこちら

「百戦錬磨の名人ファンド」のリスクと費用についてはこちら



投資をご検討いただくにあたって

・投資は収益期待がある一方で、値下がり・元本割れの可能性もあり、その損益はすべてお客さまに帰属します。したがって、お客さまの状況等によっては、資金使途に照らして必ずしも投資が適した選択肢となるわけではない点にご留意ください。

・投資はお客さま自身の判断と責任で行っていただく必要があり、投資知識や投資対象商品への理解に不安がある場合は投資をお控えください。また、投資の判断の基礎となる投資方針については、一般的に、資金使途や投資期間、経済状況やリスク許容度等を総合的に勘案した上で、適宜見直しを行うことが望ましいとされています。



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三菱UFJ国際投信株式会社

金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第404号/一般社団法人投資信託協会会員/一般社団法人日本投資顧問業協会会員

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